俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

カナヘイ展&ポーの一族展

カナヘイ展」と「ポーの一族展」を観に、松屋銀座まで行ってきました。

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カナヘイさんのイラストは、皆さんどこかで目にしたことがお有りだと思います。

プロデビュー15周年なんですね! この展覧会は、写真撮影OKの場所が多く、展示方法も考えられていて、楽しく観て回れました。

客層は思ったより幅広かったけれど、やっぱりメインは20代〜30代かなあ。休日のせいか、カップル率高し。いまどきの男の子は、女の子に優しいねえ。二人で仲よく写真を撮りあっている子たちが多く、微笑ましかったです。

カナヘイさんのことをあまり知らず、うさぎとビスケのイメージしかなかったのですが、漫画も描かれていて、それがまた鋭い視点なんですよ。Kawaiiだけじゃないの。若い世代から支持を得るのも納得でした。

 

カナヘイ展のあとは、お隣のフロアで開催中の「萩尾望都 ポーの一族展」。萩尾望都さんのデビュー50周年記念だそうです。

natalie.mu

原画がたくさん展示されていて、もうこれだけでも来てよかった!と思えました。ホワイトをかけた部分や、線の強弱、繊細さが伝わってきます。完成までの逡巡や思い切りが垣間見られるのが、生原稿のいいところですよね。

客層は40代〜60代がメイン。そりゃそうでしょう(笑)。とはいえ、若い人もちらほら見かけました。宝塚で舞台化されて、それから興味もった人もいるのかな?

作品原稿だけではなく、予告カットの原画も多数展示。それらにいちいち「返却希望」と書かれているのに興味をそそられました。そう書いておかないと返却されず、散逸するのが分かっていたんだろうなあ。予告カットにいたるまで、作品を大切にされていたことが偲ばれます。

ポーの一族」は最新作の原稿も展示。「ポーの一族」以外の作品も、少量ながら展示されていました。「ゴールデン・ライラック」の見開き扉絵が展示されていて嬉しい! この作品、好きなんです。

 

祖父の七回忌

早いもので、祖父が亡くなってから、もう七回忌を迎えました。

姪っ子・甥っ子は中学生になり、夏休みの予定もあるため、七回忌は両親と兄と私の4人で執り行うことにしました。

私は昨夜から帰省したけれど、兄は今日、12時半ころ実家に来て、皆で冷やし中華をお昼にいただいてから、兄の車でお寺さんへ。14時から1時間ほど法要を営み、お墓に水と線香を供えてきました。

帰りは「むさしの森珈琲」でお茶。けっこう混んでました。実家に戻り、ひと休みしてから夕食です。近所付き合いで、うなぎのお取り寄せをしたそうで、今日の夕食はうなぎでした。美味しかったですよ。

兄は夕飯を食べてから帰宅。私は泊まりです。

劇団☆新感線「けむりの軍団」

2019年劇団☆新感線39興行・夏秋公演「いのうえ歌舞伎《亞》alternative『けむりの軍団』」@赤坂ACTシアター

【脚本】倉持 裕
【演出】いのうえひでのり
【出演】

古田新太

早乙女太一 清野菜名 須賀健太 高田聖子 粟根まこと

右近健一 河野まさと 逆木圭一郎  村木よし子 インディ高橋 礒野慎吾 吉田メタル  中谷さとみ 保坂エマ 宮下今日子 村木 仁 川原正嗣 武田浩二 ╱

池田成志 ╱他

 7/21(日)14:00開演、於・赤坂ACTシアター。休憩20分を挟み、一幕1時間25分、二幕1時間20分。およそ3時間超の上演。

脚本が倉持裕さんで、都会風味になるのかと思いきや、思いきり黒澤映画でした。BGMや効果音まで黒澤調です。

ベースは「かくし砦の三悪人」かな? 古田新太池田成志がバディを組み、清野菜名のお姫様と須賀健太の若侍の護衛をして、あわよくば仕官の道を……平たく言うと、こんな話。

まあ、内容はたわいもなくて、ご都合主義の展開なんですが、芸達者の役者陣なので何も考えずに楽しく観るのをお勧めします。今回は劇団員がそれなりの役で、かなり多く出演しているのもあり、昔の新感線を観ている気分になり、ちょっと懐かしかったです。

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早乙女太一くんがコメディアンになるのですが、うーん、まだコメディに慣れていない感じ。まだ固い。殺陣だと自分を取り戻して、さすがの切れ味なのですが。コメディもできるようになると役の幅も広がると思うので、太一くんがんばれ!

さて、劇団員はというと、高田聖子さんはさすがの貫禄。食えない毒婦が見事。その息子のアッパラパー若殿が河野まさと君ですが、いやー本当にうまくなったねえ、サンボ君! C調の若殿が、あることをきっかけに狂っていき、いままでとは正反対の暗黒キャラに変わるのがすごくよかった。

右近さんが歌うのも、相当久しぶりじゃない? これまた懐かしかったです。右近さんはなー、素質に甘んじて精進しなかったクチだと睨んでます。もったいないなあと思いつつ、これ以上は言うまい。

今さらだけど、主演は古田新太です。いつもの古ちんですね、この10年くらい、主役でも「主役!」というオーラはあまり出さず、全体をまとめる方向で演じてる気がするなあ。相手役(というのも変か)の池田成志も、「いつもの新感線の成志」ですが、ちゃらんぽらんな役が本当に似合うよね。古田との掛け合いが楽しゅうございました。

 

劇団結成39年目の「サンキュー公演」、東日本では第一弾。第二弾は、生田斗真が主演の「いのうえ歌舞伎『偽義経冥界歌 (にせよしつねめいかいにうたう)』」。

 「偽義経〜」この春、西日本で上演済みで、東日本ではこれから。生田斗真くんの舞台は観てみたいんだけど、 「偽義経〜」は題材にそそられないんだよなあ。どうしようかしら。

文化の集い

某国の「文化の集い」に、友達と行ってきました。参加するのは、これで3回目です。

今回は舞踊のワークショップで、11:00〜13:00の開催。女性舞踊だけではなく、男性舞踊もやるのかな?と楽しみにしていましたが、基本的に初心者を想定したワークショップなので、二つの舞踊をやる時間はなく、女性舞踊1曲にしぼった内容でした。

女性舞踊1曲にしぼったとはいえ、当たり前だけど難しい! 講師としていらしたお二方の教え方がうまく、なんとかついていきます。

あっという間に時間が経って、お楽しみのごはんタイム。このイベントのいいところは、現地のごはんが最後に出てくるところなんですよ〜!

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今日もおいしくいただきました。このあと、ゆっくり友達とお茶でもしたいところなのだけど、趣味の講座が15時からあるんだなー。もちろん、友達と二人で講座に向かいましたよ。