伯母の告別式
母方の伯父の奥さんである、伯母の告別式に参列。母の実家は農家で、伯母さんは結婚前からの仕事も続けながら「農家の嫁」もやり、当時としては当たり前かもしれないけれど、大変だったと思います。享年八十九。
私の家は、父が金融関係で転勤族、つまり遠方の住まいだったため、母が里帰りするときは、母の実家に泊まらせてもらうのが通例でした。だから伯父さん、伯母さん、そして従兄弟の二人には、本当にお世話になったんですよね。伯母さんは温和な人で、お盆の線香立てやお正月の挨拶などで、うちの母や兄たちと一緒におじゃますると、よく笑顔で迎えてくれました。
母は5人きょうだいなので、従兄弟の人数も多め。でも、今はきょうだいの数も1〜3人が主流だし、全員が結婚して子供を持つわけでもなし、「従兄弟」がいない子供も多いと思うんですよね。親を通じて話には聞くけれど、実際に会うのは数年ぶりの従兄弟たちとも顔を合わせて、皆でしんみりしました。
私は告別式だけの参列で、その後は母と兄が参加。夕飯までは、兄も私も実家にいて、帰りは兄の車で、途中まで送ってもらいました。