伯母の告別式
母方の伯父の奥さんである、伯母の告別式に参列。母の実家は農家で、伯母さんは結婚前からの仕事も続けながら「農家の嫁」もやり、当時としては当たり前かもしれないけれど、大変だったと思います。享年八十九。
私の家は、父が金融関係で転勤族、つまり遠方の住まいだったため、母が里帰りするときは、母の実家に泊まらせてもらうのが通例でした。だから伯父さん、伯母さん、そして従兄弟の二人には、本当にお世話になったんですよね。伯母さんは温和な人で、お盆の線香立てやお正月の挨拶などで、うちの母や兄たちと一緒におじゃますると、よく笑顔で迎えてくれました。
母は5人きょうだいなので、従兄弟の人数も多め。でも、今はきょうだいの数も1〜3人が主流だし、全員が結婚して子供を持つわけでもなし、「従兄弟」がいない子供も多いと思うんですよね。親を通じて話には聞くけれど、実際に会うのは数年ぶりの従兄弟たちとも顔を合わせて、皆でしんみりしました。
私は告別式だけの参列で、その後は母と兄が参加。夕飯までは、兄も私も実家にいて、帰りは兄の車で、途中まで送ってもらいました。
ルーブル美術館展、伯母の報せ
先週末までは仕事が佳境で、病み上がりでも残業の日々だったのだけれど (それで回復が遅かったのもあるかも)、今週から6月上旬までは、久しぶりの仕事の谷間です。
なので、本日は有休を取得。休めるときに休まないとね〜。家事を片付け、お昼は、ふだん行かない地元のお店(ランチは平日のみ)に行ってみました。日替わりのパスタは終了しており、野菜とベーコンの蕎麦粉ガレットを注文。なんかオシャンティーだな。
せっかくの平日休みなので、土日は混んでいるであろう展覧会に行ってきました。
ルーヴル美術館展 愛を描く@国立新美術館
乃木坂・六本木にある国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 愛を描く」です。
「かんぬき」が来ていると聞いて、観たいなあと思っていたのでした。
さすが平日の午後、並ばずに入れたよ! とはいえ、場内は混雑していたけれど、土日はもっと人が多いのでしょうね。
絵画のそばにある解説ボードも、内容をスマホで確認できるようになっていて便利でした。もう老眼なので、解説ボード見るのも、近づかないとキツいんですよね。この解説が、当時の世相や流行、人物の描かれ方の意味など、なかなか親切に書かれていて面白かったです。
2時間弱くらいで観終わって、まだ16時過ぎだし、優雅にお茶をして帰ろうと、近くのカフェを検索。どうせなら六本木で茶ァしばきたいじゃないですか、田舎者の発想ですがイイんです。
徒歩5分ほどのところに、ウィーンの「デンメア ティーハウス」があったので入店。さすがティーハウス、お茶の種類がすごい。そしてお値段もホテル並み。でもいいの、久しぶりの有休だもん、今日は贅沢をしてもいいんだ……。
そんな気分で、フルーツティーの「フルーツガーデン」をいただきました。苺のフレーバーが特徴だそうで、ちょっと酸味がありつつ、なかなか深い味わい。「ビタミンCがとれそう……」と、頭の中はまったく優雅ではないことを考えてましたが。
そんな頃、母からのメール。母方の伯父のお嫁さんだった、伯母が亡くなったとのこと。享年八十九。
実は、土曜の昼間に、母から「伯母がもしかしたら危ないかもしれない」という電話はもらっていたのです。ただ、意識はまだあったので、なんというか……また持ち直さないかな、と思っていたのですが。
フルーツティーの酸味を、甘い苺のフレーバーとともに飲み込みました。17時を過ぎてもまだ空は明るくて、私はいま六本木で、有休で。伯母さんは温和な笑顔で、よくお世話になった方でした。冥福を祈ります。
耳鼻咽喉科で最終確認
扁桃腺炎はもう治っていると思うのだけど、のどのヒリヒリ感が少しだけ残っているので、念のため、先週も行った耳鼻咽喉科へ。見立ては「のども鼻もよくなっている、抗生物質はもう不要。のどが気になるなら、炎症を抑える薬を出します」とのこと。ここに来るまで2週間……長かった〜! 健康のありがたみを、しみじみ感じましたわ。
耳鼻咽喉科が1時間半以上待ちと、とても混んでいたので、午前の部の趣味の講座には出られないかと思っていたけれど、最後の30分に滑りこみセーフ。先週は大事をとって休みをとっていたから、少しでも出られてよかったなあ。
午後の部の趣味の講座にも、もちろん出席。帰りは講座の友達と、うどん屋さんで一杯つまみながら、2週間ぶりのビールを飲みました。ビールが飲める幸せを大事にしたいですね。
再び歯医者へ
溶連菌による扁桃腺炎から併発した歯肉炎の経過を診てもらいに、先週の土曜に引き続き、歯医者へ行ってきました。
先週土曜の時点では「二、三日では治らないと思う」と言われた通り、火曜くらいまでは歯茎に炎症が残っていたけれど、水曜にはだいぶ腫れも引き、上顎だけ少々プックリしている程度。木曜には、大戸屋の定食が食べられるくらいまで落ち着きました。カロナールもこの日で服用を止めてみることに。
診察してもらうと、赤く腫れていた歯茎も薄ピンク色に引き締まってきたので、もうカロナールなどは不要とのこと。薬効の強かった、うがい薬の処方はなかったけれども、ふだん使いのうがい薬の紹介をしてくれました。先週はろくに出来なかった歯石除去もしてもらってスッキリ!
免疫力が落ちると、古い歯の詰め物が歯茎に影響するらしいですよ。そこから歯肉炎になることもあるとか。
さて、先週の休みも影響して、仕事での連絡会議が1週間遅れでありましたが、そこでちょっといい知らせがありました。ほうほう、ヤッター!
歯医者へ
結局、溶連菌による扁桃腺炎で、5月8〜10日の3日間は会社を休みました。GWの休日出勤2日分が溶けたわ。むしろマイナスだわ。
まだ本調子ではないため、9〜10日の木金は出社したけれど、定時で帰宅……のつもりが、やっぱり仕事しちゃうわよね。まだ歯茎はイタタタで、ミニサラダでついてきた、千切りキャベツの尖りが口の中に刺さるの! みんな、歯肉炎には気をつけて!
土曜は趣味の講座の日だけれど、さすがに全休して、その代わり歯医者へ行きました。
経過を説明して、虫歯からくる歯肉炎ではないかレントゲンを撮って確かめたところ、やはり免疫力が落ちたことによるものだそうです。お医者さまいわく、
「食事をするだけで、口内は傷ついているけれど、すごい速さで修復されている。それが、免疫力が落ちて修復が追いつかなくなったから、今の状態になった。免疫力や修復力と、歯茎の状態がマッチしていないから治りが遅い。ロキソニンやカロナールなどの鎮痛剤を服んで、痛みを抑え、治りが早くなるようにしたほうがよい」
「無理にいつも通りの歯磨きをすると、かえってよくない。痛いうちは、軽く撫でる程度でいいから。その代わり、うがい薬を処方するので、それを併用して口内環境をよくしていきましょう」
実は、熱が平熱に戻ってからは、カロナールを服んでいなかったのです。解熱剤のイメージが強すぎたのだけれど、鎮痛剤でもありましたね。
このあとの1週間で、だいぶ歯茎が元に戻り、のどの腫れも引きました。溶連菌による扁桃腺炎、仕事が佳境でなければ1週間休みたかったわ〜。歯肉炎も併せると、2週間は引きずりましたね。