俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

帰省

今日は昼から夕方まで趣味の講座で、その足で電車に乗り帰省予定だというに、起きたの10時過ぎ。うわああ壊滅的に片付け間に合わないよー!
それでも洗濯して布団も干して、荷詰めしてたらもう出る時間。つか講座に大幅遅刻。
講座修了後、ダベらずに駅へ。今日は電車の乗り換えがスムーズで、18:20頃に実家へ着きました。その5分後くらいに兄一家が到着。

もともと、今日は姪っこ甥っこの小学校で音楽会。母がそれを観に行くというので、兄一家が送りがてら帰省する手筈だったのです。が、音楽会のあと、小学校の授業が続けてあると聞き、母は「遅くなるから、やっぱり先に帰る」と電車で帰宅を選び、後から遅れて兄たちが帰省するという……なんだかよく分からんことに。まあいいか。
兄一家と私の実家到着がほぼ同時だったので、荷物を置いてお茶を一杯いただいたあと、兄の車で夕飯を食べに行きました。おうち料理っぽいイタめし屋さんです。兄が甥っこを冗談まじりにたしなめたら、甥っこが怒られたと思ったのか、馬鹿にされたと思ったのか、ぷいと店の外に出ていき、柱を背に座り込んで泣きべそをかき、膝抱えてました。えええー!? な、泣いちゃうの〜、びっくり。しばらくグズってたけど、食事の皿が出てきたら戻ってきましたよ。将来、彼が立派なオトナになったとき、「あんなことで泣いてたわねえ……」とからかってやろうと思いました(笑)。

夜、子どもたちが寝たあと、父がレンタルDVD屋から借りてきた昔のNHK大河ドラマ「樅ノ木は残った 総集編」。山本周五郎原作で、当時すごく話題になったドラマらしいんですよ。昔の漫画やエッセイで、よくネタにされてたもん。
伊達騒動」が元ネタの話で、そこそこ概略は知っていたけれども、いや〜、権謀術数の応酬で最後は騙し討ちとか、すごいです。それをまた、ちゃんと見せるんですよ。骨太。今のホームドラマ大河ではできない空気感。
出ている役者も、主人公の原田甲斐平幹二朗、幕府の切れ者北大路欣也、そのほか吉永小百合栗原小巻田中絹代志村喬など、なんつうか盤石の布陣よね。ちなみに悪役の伊達兵部は、佐藤慶でした。これも安定の配役ですな。
今の大河と違う、と思ったのは、男性陣の胸板の厚さでしょうか。着物がほんとよく似合うんですよ〜。現代の役者さんだと、線が細くて、着物を着たときの「恰幅のよさ」が出ないんですよね。こればかりは体型もあるから、しかたない。