俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

今日はなんの日

私は朝、テレビを見ない。寝起きが悪く、テレビをぼーっと眺めているだけで「え、もうこんな時間!?」になるからだ。
だから、知らなかったんです。友達からメールが来るまでは。
何のことか分からず、いやな鼓動の高まりを抑えようと、携帯でネットニュースを検索。「公然わいせつ罪」の文字に、本当に誤報かと思いました。いや、そう祈った。
クリックしたくなかったけれど、した。
婦女子関係ではなく、ほっとしたのも束の間。泥酔してマッパって……あんまりアホで、情けなくて、通勤電車で涙が出そうになった。泣かなかったけど。レギュラー番組、秋公開の映画、CMもろもろ、どうするんだッ! 中居君の月9をじゃましてどうする! 「バッカじゃないのッッッ!」と、午前中はカッカしてました。心配と情けなさがないまぜになると、怒りに転化するんですね。
会社でもSMAP、なかでも草なぎファンであることを公言しているので、けっこうな人たちが慰めてくれました。
「春だからねえ。」「一般人からすれば、『笑える〜』の一言で終わりだよ」「原始的感情がめざめちゃったのね」電話をとった取引先の方にも「大丈夫?」、出先から戻ってきた人には「○○さんからのことづけ、『元気出して』って」。みなさま、ありがとう。友達からの心配メールも、心遣いが身にしみた。

自分にとっては、吾郎ちゃんの駐禁以上の衝撃。あのときもショックだったが、今回はその比ではない。ここまでファンだったのかと、我ながらびっくりするくらい。吾郎ちゃんのときは「メンバー」呼称に違和感を覚えたが、草なぎ君の「容疑者」連呼も、かなりつらいものがあった。「メンバー」で報道機関が軟弱だと叩かれたせいか、執拗に容疑者ヨーギシャ言うよね。
一歩引いて見れば、春の赤坂で、きちんと畳んだ服に、全裸であぐら。それを、やりそうにない人がやっている。よっぽどシュールで笑える図だ。でも笑えないのよ。そこは舞台じゃないから。
酔いが醒めた今、おそらく一番恥ずかしいのは本人で、マリワナ海溝より深く沈みたいところだろう。本当に、いったい彼に何が降臨したんだろうか。地デジ大使として、直接関係ないテレビ番組でも「2011年、地デジです。」と、まめに公報をつとめていた人だったのに。……
バカはバカだと認めるが、荷物をまとめて実家に帰るレベルだが、それでも、草なぎ君には復帰してほしい。己に負けるな。