俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

3月帰省

早くも沈丁花の香りが。

実家イベントで帰省。兄から「いま仕事終わった! これから帰って実家に行くよ」メールが来たのが、am.6:30。兄一家が来るのは夕方だなと思い、ゆっくり支度して家を出、電車に乗る。車内で携帯チェックしたら、「もうすぐ実家に着くよ」メールがpm.1:30。早っ!
こちらも乗換駅で実家に電話し、帰着時間を伝えると「姪ちゃんと電話を代わる?」あ、ハイどうぞ。
「糸ちゃんですか。……!☆※*@$#&(!」
姪っ子ちゃん、興奮してて、何いってるか分かんない。
「※*@$#&!」「¥※%”!@@@$!」ぜんぜん何いってるのか分かんないので、「うんうん、糸ちゃんですよー」「これから電車に乗りますよー」と、テキトーに相槌をうっていたら、姪っ子ちゃんが(ほうっ……)とため息をつき、
「もうッ……! わたしを待たせて……ダメーっ!」
キュン死にするかと思った。

実家の最寄り駅で降りると、兄一家が車で迎えにきてくれた。そのままスーパーへ行き、ビールの買い出し。姪っ子ちゃん(4歳)と甥っ子くん(2歳)は、スーパーの雑誌売場で、子ども用雑誌に目が釘づけ。気をそらそうと、姪っ子ちゃんに「4月になったらお誕生日だね、5歳だねえ」と言ったら、ちがうスイッチ入りました。
姪っ子ちゃんの背筋がピンと伸び、挙手して「わたしッ、ヤマダハナコ (仮名) はァッ、今度5歳になりますッッッ! 5歳ですッ! ハナコは大きくなりましたッ! 前より大きくなりましたッッッ!」
全部に「ッ!」がつく勢いで、バレリーナのようにくるくる回り、高らかに宣言。振り返る他の客。すいませんすいませんと焦る叔母。しかし叔母は見た。「大きくなりましたッ!」のところで、めいっぱい爪先立ちして、ちいちゃな体を少しでも大きく見せようとしていたことを。爪先立ちはバランスとるのが難しいから、ポアントのまま、トテトテとステップを踏んでいたのを。以上、ひとことで申し上げると「かわいいッ!」。
帰宅後、みんなで外に出て遊んでいたら、ふっといい香りがした。沈丁花だ。
今日の夕飯は、めずらしくステーキ。買ったビールはシルクヱビス