俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

一碧湖と雨

伊豆・一碧湖。溜池みたいだった。

朝食たべて、朝から温泉。なにこの満たされ感。部屋に戻ればTVでサンジャポ。同行者と他愛ないツッコミを楽しむ。
11時にチェックアウトして、伊東駅前へ。帰りの列車状況を確認したら、指定はのきなみ満席ではありませんか。とりあえず、18:08発の踊り子号を確保する。まあ、のんびり観光すればいいか。少々早めの昼食は「海女屋」で地魚にぎりと、魚のあら汁。ガイドブックと宿おすすめの店だったけれど、「普通」というか……正直、東京でも食べられると思いましたね。昨日の刺身と握りのほうが上でした。

昼食後、駅前から出ているバスで、一碧湖へ。2〜30分の距離。どんなにグリーンでエメラルダスかと思いきや、あれれ? 冒頭の写真です。曇天とはいえ、予想の斜め下。脳内ではアルプスの湖畔だったのに。「地元近くの溜池人造湖のほうがキレイー」「近所の公園の池を思い出しちゃったよ」と、遠慮なくツッコませてもらう。気を取り直して、周辺を散策。道を一本まちがえて、桜のある遊歩道へ出るはずが、よくわからん国道へ。ここどこ?「大丈夫。こんなときの携帯GPSですシャキーン!」文明の利器を使いこなすぞ自分!
出てきたGPS画像:画面を埋め尽くす山林マーク
ごめん……ここ、山の中だったね……。
結局、もと来た道を引き返し、無事遊歩道へ。一碧湖を一周するころには「一碧湖も楽しいですね」「そだねー」ポジティブ・シンキン。

もともと曇りだったが、一碧湖を出るあたりから雨もよい。ついでに寒い。予報では晴れか薄曇りのはずが、伊東に戻ると本降り。駅前の観光案内所で、貸し出し傘を借りてしのぐ。
雨は降るわ冷えるわで、足湯に行った。いったん、足を浸したらもうダメ。あったかーい。お湯から出たくない。全身浸かりたい!
その場でソッコー、立ち寄り湯を探してレツゴー。「七福神の湯」と称する、七つの共同温泉浴場の中から「和田寿老人の湯」に入る。この七福神の湯、区外者は200円前後、区内者は80円程度の低料金で心安い。常連らしい地元のかたが、たくさんいらしていた。ちょっと熱めの湯に、芯から暖まる。温泉の素晴らしさよ。
と、温泉に入ったり、土産に干物を買っているうちに17時を回る。案内所に傘を返して、駅のドトールで一休み。18時台の列車にして、よかったかも。いいお湯、いい魚介でした。心地よい疲れとともに帰京。