俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

温泉、温泉。

スナックふらんす貴族。

ひさびさのー、温泉!
春の伊東でのんびり湯けむりっすよ。スーパービュー踊り子号で、大丸地下で買ったオードブルとビール。スーパービューは見晴らしいいねえ。車窓から見える桜をつまみに乾杯。
伊東は昔ながらの温泉街の雰囲気が残っており、適度に観光地化もされている。宿に荷物を置いてすぐ、街を散策。干物チェック、菓子チェック、酒屋チェック。知らん間に伊東にも地ビールができていたのね。「ヨーロピア地ビール」だそうで、ドナウ/モルダ/ライン/テムズの4種類。
迷いながら街を歩くと、地元の商店街、アーケード街に出くわす。野菜が安くてうらやましい。温泉街に付き物の「オトナの通り」も急に出てくるから侮れない。「パブ正義の味方」「スナックふらんす貴族」「SNACK ター坊」……私、けっこう地方のスナック看板が楽しみなんです。敬意を表して遠巻きに、1枚だけ撮影。

東京では満開の桜、南の伊豆ではさぞかし……と思ったら、意外とそうでもない。七分咲きくらいか。いかに東京がヒートアイランドか、わかるね。桜並木の川沿いを抜けて、海に出る。

携帯カメラで、画像が甘くてごめんなさい。向かいの陸地のピンクは桜です。
駅前の土産物通りに戻る。17時を回ると、どんどん店がシャッター下ろすのな! 早ええええ。代わりに店が開くのは飲み屋さん。ぽっ、ぽっと紅灯がついていく。旅館での夕食はナシにしたので、どの店にするか迷うところだ。今日獲れた魚を使ってます、と声をかけられた「入船」という店に入る。これが当たり!

写真左は生しらす、右は生ほたるいか。写真だから白っぽく見えるけれど、実際はもっと透きとおって見るからに新鮮。わさびも生姜も、本物を摺り下ろしている。チューブや業務用粉わさびじゃないのが嬉しい。
旬なのか、やたら充実した金目鯛のメニューから刺身を注文。濃桃の身を一切れ、本わさびをつけていただく。甘くて味が濃い。イイダコの唐揚げも、レモンを絞って一口に放り込む。おいしーい。しあわせ。

宿に戻ってからは、温泉三昧。伊東のお湯は透明であたりも柔らかく、肌にやさしい気がする。手足ものびのび。上がってからは、伊東の地ビールで二次会。これがまた美味。