十三回忌

12時より、祖母の十三回忌の法要。今日も風が強く、土ぼこりがもうもうと立っている。
お寺さんの本堂で読経のあと、卒塔婆をもらい、墓地へ移動。七回忌のときは卒塔婆を渡された時点で終了だったのが、今回はお坊さんがついてきて、お墓でもお経を読んでくれた。
そのこと自体はありがたかったのだが、なにしろ昨日来の強風である。祖父 (96歳) が、文字通り吹けば飛びそうなんである。捕まれるような木や杭もなく、風が吹くたびに揺れるじーちゃんに、こちらははらはら。しかし、孫娘に手をつながれたり、捕まるなんてことは、彼のプライドが許さないんである。線香をそなえるまではがんばりました。結局、読経の途中で祖父は駐車場に戻り、車の中に退避。それがいいよ。

お寺さんの次は、親戚宅に寄ってお焼香。数年ぶりに大叔母と顔を会わせる。子供のころは、よく構ってもらったお宅なのだ。親等的には少々遠く、こちらも大人になってからは無沙汰続き。おばちゃんごめんね。

実家に戻り、寿司をとって遅い昼食。姪っ子ちゃんはお寺さんに興奮したのか、なかなかハイテンションだ。寿司がきても「ねこちゃん (ぬいぐるみ) は？」と何度も訊ねるので、ねこちゃんもご飯中だから、あとでねーとごまかす。オトナってきたないですね。
ご飯のあとは、姪っ子ちゃんと甥っ子くんのDVD上映会。自分が映っているのが面白いのか、早送りしようとすると「ダメー！」と止める姪っ子ちゃん。「姪ちゃんは映ってるけど、糸ちゃんは映ってないんだよー」どうだ！ と自慢する姪っ子ちゃん。かわいい。甥っ子くん (1歳) は、わからないなりに見ているもよう。いや、わかってるけどわかってない、というべきか。
その他、中国餃子のニュースを見るうち、つい餃子を作って・買って食べちゃったとか、母と自分が年々似てきたとか (そうか？)、昔は顔ちがったのにねーとか、そんな話をして帰宅。強風のため明るいうちにと、兄妹ともども早めの辞去となった。強風に振り回された2日間。そんな昨日の風は「春一番」だそうです。