俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

謎の宅配便

昨夜、郵便受けに宅配便の不在通知票が入っていた。品物は「衣類」、重量「2〜5kg」で、発送者名が自分と同じ名字。両親以外に見当がつかないが、今まで親から宅配便が来たことはないし、事前連絡もなし。しかも衣類だよ。食べ物ですらない (さあ、「すら」はどこにかかるか考えてみよう!)。
「実家の箪笥で冬眠中の、古い秋冬衣料かしら…」「しかしなぜ?」「何らかのデモンストレーションなのだろうか…」「でも何のデモ?」「家を出た人間だから、文句つけられないしー」「2kgの段ボールでかい」「部屋が狭いって悲しいね…」「黒川紀章さんに東京の住宅問題を解決してほしかった (合掌)」と、どんどん思考が物悲しい方向に。夜ってこわいですな。
で、会社のお昼休みに実家へ電話。発送元は、両親ではなかった。先日葬式に出た伯父の、香典返しだったことが判明。そういや伯父も、同じ名字だった! 盲点。
2kgの「衣類」の中身は、木綿の上がけ布団だとか。近い親戚で香典の額がちがうと、お返しのモノも変わるのね。またひとつ、大人の階段をあがりました。