俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

読んだもの、観たもの

今週読んだ本、塩野七生『神の代理人中野好夫『世界史の十二の出来事』。『神の代理人』は、ルネサンス期のローマ教皇4人の話で、面白かったー。塩野さんは、アレッサンドロ六世*1を評価してるのね。塩野さんの文章は、ときどき苦手なんだけれど読みやすい。「最後の十字軍」の章、ピオ二世は、頁を繰るのがつらくなるほど哀れだ。
それと、ひぐちアサおおきく振りかぶって」6〜8巻。桐青戦だけで、ほぼ4巻使ってるよね? 甲子園突破まで、何巻いくんだろう……でも面白いです。BL臭がウザい『バッテリー』*2より、「おお振り」の方が好み。泉君、栄口君いいね。
で、この「おおきく振りかぶって」、主人公たちの通う「埼玉県立西浦高校」は、埼玉県立浦和西高校がモデルらしい。浦西は「エースをめざせ!」のモデル校でもありますね。「おお振り」は現在、深夜アニメで放送中。あまりTVをつけないので、ずっと見逃していたのを今週ようやく観たよ (最後の5分間)。最近のアニメは、原作と同じ顔の作画なんだねえ。

神の代理人 (塩野七生ルネサンス著作集)

神の代理人 (塩野七生ルネサンス著作集)

*1:Wikipediaでは「アレクサンドル六世」。スペイン人で本名ロドリーゴ・ボルジア。チェーザレ・ボルジアの父親。享楽的な生活と一流の政治手腕で、毀誉褒貶の教皇

*2:『バッテリー』1〜2巻は関係なく楽しめます。途中から、これBL? みたいなノリに。そちらの素質のない知人が読んだ一言「キモい」に、素質の有無を痛感。