俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

大人と子供(1)

菊の花を冷凍したもの

土日がすぎて、へこんでいる。大河続編情報てんこもり(だったらしい)「土曜スタジオパーク」予約失念に加え、松尾スズキさん出演「課外授業 ようこそ先輩」録画分が、前番組延長でしり切れトンボになっていたのだ。DVD操作習得にかまけて、TV番組の確認を怠っていたわ……。
しり切れトンボでも、松尾さんの「ようこそ先輩」はなかなか面白かった。斯界の人が、自分の田舎の小学校を訪ねて、年少の後輩たちに教え伝える――という趣旨の番組で、松尾さんが子供相手に何をするのかと思えば、テーマは「大人」。そうきたか! すとんと納得。題して「12歳の大人計画」である。
しかし、小学6年生って、こーんなに子供だったんだ。「大人って何」「大人になりたくない?」という問い掛けに、ひたすらポカーン。大人という別人種には、まったく興味がないもよう。「じゃあ、まだまだ大いに子供でありたい人」ほとんど全員の手があがる。みんな素直だな〜。
松尾さんは、小6がここまで子供だとは予想外だったようだ。「僕が小学校のころ、親戚の家で、お菓子が出されたときがあって。お菓子をみた瞬間の、僕の顔色をみて『かっちゃん(松尾さんの本名)、目の色が変わったね』と言われたんです。そのときに、『…恥ずかしい……』って思ったの。お菓子に、目の色を変えたことを悟られた……。それからちょっと意識するようになったんだよね、“子供”っぽく見られるの、いやだなって。みんな、そういうこと感じたことない?」
みんな首をひねってポカーン。そんな早熟な子供、クラスに何人もいませんよ松尾さん! それにしても、松尾さんらしいエピソードだ。いつまでも覚えているしつこさと、その恥じらい、デリカシイがこの人の魅力です。松尾さんの「羞」の感覚がとても好き。

今年もあと2週間、冷蔵庫だけではなく、冷凍庫の中身も整理しなくてはいけない。写真は菊の花を、生でそのまま冷凍したもの。ちゃんと洗って、ヘタもとってあります。先日、帰省の際に実家からもらった余りです。母いわく、いったん茹でたのを冷凍したら、水っぽく美味しくなかったので、生のまま冷凍したらどうかとのこと。母も実際に試してないところがミソだけど、ちょっとやってみた。ら、思ったよりいい。ちゃんと菊の香りもする。酢の物にしていただきました。