俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

布教

秋晴れ。忘れていた手洗いの夏物衣料を、ようやく洗濯。鍋みがいたり掃除したりと、たかたか動く。夕方、外出。ターミナル駅のデパ地下で惣菜を買いもとめ、知人宅へ。利き酒大会、その実ただの酔っ払い大会である。いける口が6人集まり、テーブルに持ち寄りの惣菜を置いていくと……載りきらねえ。太るわ。
「最初はビール」で、後から日本酒、白ワイン。ツッコミタイプが少ないせいか、穏やかに楽しく飲む雰囲気である。ほどよく話が弾んだところで、持参のビデオを出してみせた。
「これが氣志團の出ている『うたばん』です」
動画の氣志團ちゃんを見たことのない人がほとんどで、「わー見る見る」と好感触。結果……すごくウケたよ! 食いつきよかったなー。やはりというか、一番ウケて一番心配されたのは、ランマちゃん。知らない人が見てもそうか! 新曲「愛羅武勇」が流れると、これも好反応。うれしいじゃないですか。TVにたくさん出た甲斐があったというもの。皆さまの感想としては、意外に真面目・もっと色モノだと思ってた・歌いいね・動いてしゃべってると魅力がわかる・それで誰のファンなの? でした。

他にはジャニとか漫画とか、皆さん物知りで、よくご存知だわー。話を聞くだけでおもしろい。NHK日曜19:30のアニメ「雪の女王」について、あの不思議な30分間はなんなのだと盛り上がる。あの吟遊詩人は何者だ、ゲルダの旅は寄り道ばっかで近づかないじゃん、画面暗ったいよね、ストップモーション多くない? すると一人が、「出崎監督だから、しかたないんすよ」デザキ?「『あしたのジョー』『ベルばら』『エースをねらえ!』の人」*1
ここで一同、いっせいに「ああ〜」とうなずいた。なんかわかるわ。目のきらきら感とか、演出とか。しかし、例として出された「あしたのジョー」「ベルばら」で皆がわかるあたり、共通項のアニメなのだなあ。

*1:「読売新聞」2005年6月6日付、「NHKのアニメ「雪の女王」の監督 出崎統