人の好みはいろいろです

会社のひとと、その知人とお昼。知人さんとは、以前芝居をご一緒したこともある。さっそく「レ・ミゼラブル」の感想をご報告。
「山口バルジャンと岡ジャベール!?　すごーい、それ最高の組み合せじゃな〜い！」と、知人さんに絶賛された。もじもじしながら「えっと、あの……山口さんはちょっと、自分のバルジャンのイメージとちがってて……」と告白。「エリザベート」の山口トート・大絶賛の知人さんは、「山口さん、いいと思うんだけどな〜」と残念そうながらも、「好みだからね」と言ってくださいました。
知念コゼットの話になったとき、知人さんが大爆笑。「知念？ まだやってたのぉ〜？」
2003年のミュージカル「ジキルとハイド」を観た知人さんは、そこで初舞台を踏んだ知念里奈に、ダメ出ししか思いつかなかったそうだ。「いっぱいいっぱいで、彼女が歌うだけで場が壊れるのよ〜。そう、あれから3年経つのにね。成長してないのね……」わたしも毒舌の方ですが、知人さんもなかなかどうして。
知人さんは、鹿賀丈史・滝田栄・島田歌穂の「レ・ミゼ」を観たことがあるそう。えええー！と、話を伺うが、「私、レ・ミゼはあまり……。気に入る歌も特に見つからなかったし、話も暗いわよね」いやいや、話は暗いけれど、最後には浄化されたような、非常な感動と明日への活力が……。「そう？ もうあんまり覚えてないわ」あらら。
と言いながらも、アンジョルラスの逆さ吊りが割と長くて、すごいと思ったことを教えてくださいました。自分が観たときは「逆さ吊り見たね？ じゃ、次いってみよー」てな感じで、けっこうすぐ場面転換したような気が。あの体勢はつらいだろうから、短くしたのかもね〜とオチをつけた。