武蔵野に遊ぶ
深大寺そばと、友達の新居をたずねに中央線に乗ったよ。
まずは深大寺。どうも一つ手前のバス停で降りてしまったようで、案内の立て看板も何もない。一緒に降りた5〜6人が、みな同じ方向に歩くので、「きっと深大寺に行く人たちよ!」と後をついていく。あれ? どんどん普通の住宅街になっていくよ。
不安にかられて、地元の方に道をたずねる。実は逆方向だったらしい、「でもこちらからでも、行ける道はありますよ」と、裏道を案内してくださった。ありがたい! ただ、いわゆる門前からではなく、横手から入る格好になってしまった。まあいいか〜。
深大寺は、なかなか風情のあるお寺さんだった。緑多く、広がりある境内に癒される。こちらは縁結びにご利益があるそうで、もちろん気を入れてお詣り。頼んまっせ〜。と、神頼み。
門前に出ると、そば屋がぎっしり。土産物の露店もある。このあたり、いかにも武蔵野のおもかげが色濃く、緑の合間、ほんのり色づいた木葉が美しい。あいにく曇りだったが、晴れていたらさぞかし空と映えただろう。ちょうど昼時、友達が事前に調べてくれたそば屋「湧水」に入る。手打ちそばで、上品なお味でした。「揚げそばがき」というのも頼んでみた。揚げたてで、さらっと胃に入る。里芋みたいな味だった。
深大寺のすぐそば、「神代植物公園」にも寄る。入場料500円也。すぐ近くで「ちょうふ新選組フェスタ」をやっているが、こちらは日野ほどの興味を感じず、スルーしてしまった。実際、人出少なそう。フェスタ会場に向かうひと、見かけないもん。みんな深大寺か公園に来てる。だいじょぶかー?
それはさておき、公園に入ると、まずは菊の展覧がお出迎え。かなり広い敷地のため、ゆっくり回るのは今度にし、入口近くの温室とバラ園を歩いた。温室、けっこう好きなんです。オオオニバスに「無駄にでかいねー」「でも花はふつう」などと軽口をたたく。温室を出た向こうにはバラ園。晩秋でも、かなり咲いている品種が多くて楽しめた。それにしても広い公園だ。ここもかなり武蔵野の雰囲気である。紅葉や桜の時期は、きれいでしょうね。また来たいなぁ。
武蔵野を堪能したところで、友達の新居へ。30を過ぎると、友達の結婚話も少ないなあと思っていたのは間違いで、よーく考えたら、割といたりする。入籍のみ、親族のみの子が多いんでした。本日のお宅もそうした友達で、旦那さまとは初対面。でも、話にはちょこちょこ聞いていたので、お初という気がせずにおしゃべり。旦那さまも気軽に笑顔でこたえてくれて、うん、いいひとだ! 夫婦者、というか、好きあってる人同士の雰囲気が好きなので、友達と旦那さまの何気ない会話に心あたたまる。
友達お手製の抹茶チーズケーキをいただきながら、お式の写真を見せてもらったりなんだり。居心地のいい時間を過ごさせてもらいました。いやあ、楽しかった!