俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

制作のお仕事

id:orenade:20041029で『大人計画社長日記』の話をしたが、ちょうど読了してからネットで見たのが、以下の記事。

阿佐ヶ谷スパイダースの戦略
阿佐ヶ谷スパイダースのこと
 (両者とも「踊る芝居好きのダメ人間日記」より「雑文」、2004年10月29、30日)

劇団の制作について書かれており、なんてタイムリー! と、一人で勝手に感心してしまった。阿佐スパの進撃と制作の関わりについて考察された記事だが、リンク部分も含めて、とても面白うございました。
そのリンク部分で「なるほどなあ」と思ったのが、id:peatさんがid:peat:20041028#p1で書かれた、

さらにいつも感心するのが、公演を見に行くと殆ど必ず次回公演の案内があるんですよ。確定じゃなくても、だいたいこれぐらいにこんな事やりますよ、みたいなアナウンスのチラシがある。これって実はものすごい効果的だと思うんですよねえ。
――「はてなダイアリー stage note archives」2004年10月28日の記事より

というもの。たしかにチラシが入っていると、なんとなく記憶に残りますね。その劇団やメンツが気に入ったら「あ、その頃ヒマだったら行こうかな〜」と思うもん。
もちろん制作がしっかりしているだけでは、売れないけど。役者や作家、演出家の才能があってこそ、制作の仕事が生きるのではないかしら。と推測。

【2004.11.9 追記】
念のため。売れれば万事OK、とは思ってません。ただ、目でみてわかりやすい実績があると、やりたいことをやりやすくなると思うんですよね。いい役者や企画も自然と集まってくるだろうし。生活のために芝居をやめなくてすむだろうし。売れて規模が大きくなれば、失うものもあるだろうけれど、得るものもある。と。あとは自分たちの方向性を、見失わなければいいのでは……と、今の時点では思っております。