俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

本日2度目

西郷さんと勝先生。

舞台「夜叉ヶ池」と映画「恋の門」、観に行ってきました。どちらも2度目。
写真は、その後飲みに行った「幕末酒場 やんなはれ」の維新偉人ビール(と、お品書きにあった)。ラベルは右が西郷さん、左が勝先生ですね。
店の出入り口には高杉晋作のポスター、レジのそばには幕末本が並び、ガラスケースに新選組や幕末人のフィギュア(お菓子のフルタっぽい)が。店員さんに「皆さんお好きなんですか?」と聞くと、笑って「店長が好きなんですよね〜」。お店の名刺の裏は「船中八策」、応援するぜやんなはれ。

それでは以下、舞台と映画の感想。

PARCO劇場「夜叉ヶ池」

10/31 (日)、14:00、於・PARCO劇場。本日は東京楽日、2度目の観劇。1回目の感想はid:orenade:20041016#p1を参照していただくとして、
前半、主役級の武田・田畑・松田のシーンが、テンポよくなっていたのにびっくり。日々成長してるんですね〜。しかし松田くん、噛みが目立つよ。
松雪の姫さま登場シーンで、使い捨てコンタクトが目の中で割れ、目の焦点があわないのと激痛に悶絶。舞台照明が暗く、手鏡で見てもレンズが見えない。ようやく、目尻で二つ折れになっているのを外したときには、終盤、学円(松田龍平)登場あたりでした。ソッコー眼鏡にかえたけれど、もっとちゃんと観たかった……。
楽日のせいか、個人的にはぬるめのギャグでも笑うお客さんがちらほら。カーテンコールでは、会場全体がスタンディング・オベレーション! すげえ。田畑智子が感極まって泣き、松雪に抱きついていたのが、かわいらしかった。

カーテンコールは5〜6回ほど続いたが、そのときの龍平くんが面白すぎ。
・役者陣が、観客席に向かって胸元で拍手しているとき → 腹下でぱちぱち(やる気見えず)
・主役級の4名の内の1人なのに、後方でひっそり。ひとしきり挨拶が終わると、真っ先に楽屋に戻ろうとする。(脇役よりも誰よりも先に、きびすを返す。武田くんが主役の責任から、まだ愛想を振りまいている最中なのに……!)
3回目のカーテンコールで、急に笑顔で顔の高さまで手をあげ、拍手したりもしましたが、せいぜい5秒でしたね。そのあとは普段の無表情に戻り、やっぱり楽屋へ帰ろうとしてた。最後の2回のカーテンコールでは、役者側も終わりかと思っていたのか、出が少し遅かったのだけど、龍平くんはダントツでビリ。しかもすぐ帰ろうとしてた。そんなに楽屋が好きかー! ますます龍平くんが好きになりました。
帰途、涼平ファンの同行者に「カーテンコールのリューヘーが面白かったですね」と言うと、「リューヘー? ごめん、リョーヘーしか見てなかった」いえいえ、ファンとはそんなもんです。

恋の門

「夜叉ヶ池」の終演が16:00すぎで、飲むには早いし……と、芝居と映画のはしご。同行者は松尾芝居も観たことあるし、コミケの世界も知っている人なので「絶対おもしろいですから!」と、引っ張ってきた。渋谷シネマライズ、17:25の回を鑑賞。
糸は2度目だが、すでに展開はわかっているので、前回見逃した小ネタや、細かいところを確認。いやあ、2度目でもおもしろい! 「マンハッタンラブストーリー」が好きな人なら、「恋の門」もいけると思う。同行者には「松尾スズキ的世界だね」と言われながらも気に入って頂けたようで、帰りにパンフレットを購入していた。やったね!