俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

いつも心にスキップを

会社のひとが、学生時代の友人と合ったとき、中学受験の思い出話になったそうだ。
体育の実技試験があったそうなのだけど、その内容は「反復横飛び、スキップ」。って、それだけ? 中学受験というより小学、いや幼稚園のお受験では。
「そうなの。でも意外に皆、スキップができない人が多くてびっくりした」
同時スタートした受験者たちが、そのひとの目の前をトット、ドターッと、スキップに失敗して将棋倒しに、次々とまろび倒れていったそうだ。

最近、スキップができない子どもが増えているという話は聞いたことがあるけど、OVER30の、糸の世代でもそうだったとは。オドロキ〜!
「スキップのできない人生って、なんかさみしいですね」と言ったら、周囲がヘンな顔をする。子どもの頃はともかく、大人になってからはしないでしょう?「……あのぅ、たまにしてます(小声)
気持ちがはずんで帰る夜間など、まわりが無人だと、開放感でやったり。これは、ココロの衝動なのですよ! 無意識はDoにもとまらないのですよ! そういうときに、脇の小道から犬を散歩させてる夫婦などが出てくると、ぴたっとステップがとまり、一気にしぼむね〜。
仕事が忙しかったり、うつうつとしているときも、気がつけばスキップ。どうも景気づけで、自分を盛り上げようとしているらしい。われながら分かりやすい人間だと思う。

一応、人目につかないところでしてます。わずかながらのオトナの気遣い、いや恥じらい。子どものように軽やかにいかず、ステップが重いんだよね〜トシだから。でも楽しいよ、スキップ。