俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

羊をさがす人たち

小6女児・同級生殺害 学校、教委に中傷殺到(「西日本新聞」2004年6月4日夕刊)
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同県内では昨年七月に長崎市で中一男子の男児誘拐殺人事件が発生しており、二つの事件を結びつけて「長崎は犯罪者を育てているのか」といった感情的な意見が多いという。(中略)
県や市教委によると、電話やメールは事件が発生した一日夕から始まり、二、三日にかけて急増した。ほとんどが匿名で一方的に話した後、電話を切るケースが目立つ。

だそうです。電話やメールをしたひと、私生活で何かいやなことでもあったの? 大方は関係ない鬱屈を事件にかこつけ、ぶつけてるだけな気がされますが。
こうした反応は、今回は報道されたからわかったものの、実は、昔からよくある構図なのかもしれない。イラク人質事件、北朝鮮拉致被害者の家族会に対する批判とも、ちょっと似てませんか? ちょっと陰にこもった感じ。
今回の事件も、他生徒が「問題を起こした学校」出身というだけで、色眼鏡で見られたりしませんように。