俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

金原さん本人は、とてもまじめな人柄な気がしますよ

今さら「蛇にピアス」なんですが。
Beltorchicca」さんによる、ものすごーく納得できる読みを見つけたので、ご紹介いたします。

平凡な日常から逃げ出したい若い娘さんがワルなイケメン2人に愛されドッキドキ愛欲ライフ。さいごはかたっぽが死んでかたっぽと付き合う純情ラブストーリーでした。昔の別マみたいだ。
――「Beltorchicca」より、2004年4月5日付記事

別マ! たしかにマだ。出版が同じ集英社なのも、何かの縁? 上記は一部抜粋にすぎないので、全文の通読をおすすめいたします。コンパクトな分量だし、蛇ピを読んでないひとでも大丈夫。上記引用文のつづきが、またおもろいのよ。
糸は制服時代、別マはいっそも読まない、花ゆめいと (古語?) だったので、マの世界は、むしろオトナになってから知りました。まっとうな世界、マ界。冬ソナを見るように懐かしいよ。*1

唐突ですが、金原ひとみさんと中田ヒデは、同じ人種なんじゃないかしらん。

*1:こぼれ話。高校生の頃、別マでは、くらもちふさこの「千花ちゃんちはふつう」が読まれていた。別マ界は未踏につき、なにが“ふつう”なのか分からんかった。
「何がふつうなの? わかった! ふつうと言いつつ、実は破天荒な家庭で、父親はおかま、母親は家事能力ゼロ、IQは高いけどフェチで変態な兄に、背が高くモデルな姉は女にモテる設定で、ただひとり一般人の千花ちゃんが、家族に振り回される話だ!」と言ったら、即座に「花ゆめじゃないから」と返されたのも、今はただ懐かしい…。