俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

帰省チウ

田植えしたての水面

連休中、実家に帰ってました。今日も実家です。
写真は地元、田植えしたばかりのたんぼにうつる夕景。


5/1の夜、帰省。ひとまずパソコン教える予定が「けんしょう炎になったからいいわ」。
5/2、市の広報か、新聞の地方版かに載っていた藤の花の名所?を見に、車で出かけたところ、小さな神社で駐車場もない。そのままUターン。家で茶ァ飲んでおしまい。なんなんだ。
5/3、兄夫婦が孫を連れて帰省。まだ生まれて1カ月だけど、すこぶる元気。あばばばー。15時よりウチウチで、近い親戚を招いての赤ちゃんお披露目会。
社会人になってから、慶弔以外の親戚の集まりに出るのは久々である。道端や玄関先で、親戚の各人と会うことはあっても、一堂に会して……というのは、滅多にない。

会の様子をちょっと書く。
始まりは、近所知り合いの慶弔関係。「□□さんとこのお婆さん、この間お葬式」「○○さんとこの……さんも亡くなったでしょ」「……さんは自殺よー」うわあ。
中盤は健康の話題に、世間話。と、ちょっと信じられない話を聞いた。
「軒先の柿を、袋持参でとりにくるやつがいる。もちろん見知らぬ人」
「うちは蜜柑。散歩から帰ってきたら、袋持参で実をとられてた。声をかけたら退散したけど、後日、一升瓶をもって謝りにきたよ」(←これはまだいい話)
「敷地内に植えた水仙が、見頃になる直前、全部刈りとられた」
「家庭菜園の集合畑地で、知らないお婆さんがネギを抜いている。『そこは○○さんの畑ですが』と声をかけたら『知ってますよ』という返事。断りを入れているのかと思ったら、実はまったくの他人で、断りもなしだった」
「そろそろ茗荷の取り入れどきだと畑に行ったら、とられたあとだった」
……………。
畑の持ち主より、作物の刈り入れどきを把握している恐ろしさ。
袋持参でくる、その神経がわからない。「わるいこと」「恥」という感覚が欠如した人が、増えたのだろうか。
終盤、そうした世間話や身内話もぽつぽつとなってきたころに散会。「糸ちゃんは、いいひとはいないの?」と聞かれなくてよかった。まあ聞く方も勇気がいるか。いい時代になった (しみじみ)。

5/4、天気がくずれる予報だったが、晴れ。ただ、風がなまぬるい。デスクトップ・ブラウン管型の古いMac(USBポート以前)の処分をせっつかれ、HDDの片づけをしたあと初期化、配線を抜いて物置へ。
その後、母から庭木の剪定を頼まれ、兄が刈り込み、糸が落ちた枝葉を集める。その間、義姉は赤ちゃんの世話。母は夕飯の買い物。父は時代劇のビデオを観ている連休も終わりの午後。