生ーまーれーたー！

天気、申し分なく晴れ。例のごとく洗濯、布団干し、掃除、買い物。クリーニング屋から引き取った冬物の虫干し。で、出かけるのが午後もかなり回った頃になった。上野だよ。
上野公園は、花見客でごったがえしていた。ここにいるひとたちは楽しんでいるのだろうなあ、でも中には（今日が最後）と思い、笑顔で来ているひともいるのかなあと、ハカナイことを思いつつ徘徊。初老夫婦の旦那が、「懐メロ歌えます」といった看板の出ている、青空ラジカセ・カラオケで知らない曲を唄っていた。

国立博物館内の庭園が公開中（春秋のみ）だったので、軽く散策する。塀越しに寛永寺墓所の桜が見えた。夢違観音に、江戸の医学書や銅人形などを回覧。閉館時間が迫っていたため、駆け足で見る。その後、コーヒーブレイクしてから帰宅。夕飯の支度にとりかかったところに、電話が鳴った。兄からだ。
「生まれました。母子ともに健康です」
やったーーーーー！

4/3、15：56、兄夫婦に女児誕生。
電話をもらったとき、すでに面会時間はすぎていたので見舞はかなわなかったが、そのかわり、昂奮まだ冷めやらぬ兄からいろいろ話を聞く。
「仕事が休みの日で、お産の最初から最後まで立ち会えてよかった。俺、奥さんが今、何をしてほしいか一番わかっているから、(暑がってるな) と思ったら団扇であおぐし、(疲れてるな) と思ったらいたわるし。いっしょにがんばってサポートして、絆がより深まった。いや、もちろん一番がんばったのは奥さんと子供なんだけどさ。生まれてきたとき、感動したよー！ 奥さんがあんなにがんばって生んだんだぜ？ 気持ち悪いとか全然思わないね」
兄妹して、「よかった」の一語につきるね、と言い合いました。ほんとによかった…。おめでとう！