俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

全体と個、もしくは社会と個人

↓おもしろかったのでご紹介。

モーオタとジャニオタとの違い
森光子はジャニヲタの進化における最終形態

以上、「ARTIFACT―人工事実―」より。モーオタは「自分たち」、ジャニオタは「自分」を語りたがる傾向があるようだ、という話。
発端のid:fujikoさんがその後を受けて書かれた「id:fujiko:20040318#1079590859 モーオタさんとジャニオタさん(というかタレントオタクのジェンダー?)」も興味深く読みました。あ、糸も森光子はヨヲカイ派です。

冒頭記事のモーオタ・ジャニオタに関しては、「男は組織の関係、女は人間関係に注目」も関連するかな。(←「ARTIFACT―人工事実―」の過去記事です)
これらを読んで思い出したのは、スポーツの世界で、監督と選手との関係性において、男女に差があると書いた虫明亜呂無さんの本でした。男子選手はちがうが、女子選手は監督に“恋”をしないとついていかない、というもの。
厳しい練習に耐えるのは克己心でも栄冠のためでもない、ただ監督のため。すべてを預ける、恋心といってもいいような信頼関係がないと、女子は続かない……虫明さんの本が手許になく、うろ覚えだけど、たしかそんな内容だったと思う。少し昔の本なので、現代の女子スポーツ界はちがってきているかもしれませんが。
女子の視点は、個人に集約されやすいのかしら。今回、オチがなくてすみません。

【メモ】
虫明亜呂無さんはスポーツと競馬を主とした評論家・作家。この方の作品にはダンディズムを感じます。
本の内容については、今度帰省した折にでもたしかめたく。男子選手と監督との関係性を思い出せない…。
【2004.3.31.追記】
上記の虫明亜呂無さんの本を図書館で見つけました。id:orenade:20040327に当該箇所を引用しましたので、ご興味のある方はご覧ください。