俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

日野市のおとこ気、もしくは腐女子パワー

土方歳三資料館」は、日野市石田にある。若き日の歳三が売り歩いた「石田散薬」の石田で、昔は石田村といった。歳三の生地である。
この資料館をたずねたひとが、「周りの家の表札が“土方”だらけ」だったと教えてくれた。現在、大河で土方歳三役をつとめる山本耕史さんも訪れており、上記資料館HPに様子が載っている。写真つきで、ご子孫の方(館長)もいっしょに写ってますよ。

話をきくと、今、日野はすごいことになっているらしい。大河が決まったあと「新選組まちおこし推進室」を新設したくらい、リキが入っているそうだ。さっそく日野市役所HPにアクセスしてみる。
……TOPにある「新選組フェスタ in 日野」のバナーが、すごいことになってます。この同人風絵柄は、腐女子向けとしか思えないんですが。
新しくできた「井上源三郎資料館」(←渋っ!) の紹介ページにも、同様の絵柄が。そこには「日野市商工会公認イラスト」とあり、官民あげての腐女子狙いと理解しました。うん、狙いはまちがってない。でもびっくりしたわ〜。

【2004.3.14. 追記】
聞いた話ですが、「新選組!」は近藤勇メインのため、函館まで話が進まないのじゃないかというので (「毎日新聞」2002年11月25日付記事)、日野市商工会が中心となり署名活動をしていたそうです。しかし函館五稜郭の線はどうも低そう
日野市だけではなく、調布市も大河をきっかけに「新選組まちおこし実行委員会」を新設してました。大河をきっかけにまちおこしをするのは、今に始まったことではなかりけど。
「asahi.com」2004年3月12日付の記事を読むと、自治体と関係者の思惑の違いに思いを馳せたり。