オーケストラ
友達が所属している社会人オーケストラを聴きに行く。於・錦糸町18:00、すみだトリフォニーホール。
硬軟とりあわせたプログラムで、最後まで楽しませてもらった。ピアニッシモも繊細で、音のふくらみが美しい。
やってる方も音に浸っているのではなかろうか。こういうのって、「個にして全、全にして個」だよね。中高のころ入っていた、ギター・マンドリン部の発表会を思い出す。合奏で、ぴたっとあわさる瞬間が好きだった。
ナマ音のうねりとゆらぎに、中高のころから何から、次々と思考が流れた。音楽に調律されていく感じ。ティンパニーやシンバルの盛り上がりに、映画「知りすぎていた男」まで思い出した。
某国首相が聴きにくるオケのクライマックスで、ただ一度だけ鳴るシンバル。その音を合図に狙撃せんとする首相暗殺計画を偶然知ってしまった男の話で、もちろん映画のクライマックスはオケ・シーンにある。ほんとに打楽器って効果的。
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