俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

2019年の総括

昨夜より帰省中です。正月用の買い出しで、母とヨークマートヤオコーに行ったものの、13時を回った頃から風の勢いが強まって、自転車を漕ぐのが大変でした。午前中は穏やかだったのに〜。

夕飯は、スーパーで買ってきた寿司に、ほうれん草のお浸し。久しぶりに紅白を(途中からだけど)ノンストップで観ました。AIの美空ひばり、気持ち悪かった。本人は、こういうの望んでいたのか気になる。母は「ひばりの表現力は、こんなものじゃない」と怒ってました。

22時過ぎ、年越しそば。零時になる前に風呂に入ると、除夜の鐘が聞こえてきた。実家のあたりだと、まだ除夜の鐘は禁止されていないのね〜、よかった。

 

2019年の総括

仕事が大変な一年でした。

いつもの仕事と、初めての作業が混在していて、その「初めて」の部分でいろいろと大変でしたね。勉強にはなったけれど、まあとにかく大変だった。4〜6月頃、一気に痩せたんだけど、仕事のストレスとしか思えないもの。12月の定期健診では、昨年より6kg痩せててビックリでした。6月頃に比べたら、2kgは戻ってるはずなんだけど。もしかしたら、6月頃は8kgくらい減ってたのかなあ。

部署は違えど、観劇などで仲よくしていただいていた先輩が9月末日で定年退職。いつもランチを一緒にしていたので、しばらくは一人ランチが変な感じでした。よく二人で行っていた店には「今日はお一人なんですか」「いつものお姉さんは?」と聞かれて、事情を話すと「そんな年には見えなかった」と驚かれましたね。

 

仕事が大変だった反面、私生活は充実! 主に趣味方面 (笑)。

友達に誘われて、初めて某国の文化の集いイベントに行きました。ランチ付きで、そのランチが美味しいの! イベント内容も面白いし、友達と4回くらい行ったかなあ。

夏には、趣味の海外研修旅行。がんばって夏期休暇をもぎとり、1週間行ってきました。好きなことだけしかやらないのって、こんなにストレスフリーなんだ……! 同じ研修旅行に参加した、会社員の友達と「すごく楽しい」「ストレスまったくない」と言い合ってましたね。現地に先乗りしていた別の友達には、「糸さん、ここに来たときと今(帰国前日くらい)では、顔つきがちがう。いっぱいいっぱいだったのが、リラックスしてる」と言われたのも面白かったな〜。

そして、講座仲間との、初の自主公演。10月の連休に自主公演をしようと盛り上がり、春から折をみては仲間と自主練をし、着付けやメイクの練習を兼ねた全体練習もして盛り上がったところで、台風19号ですよ。日本上陸前から交通機関の計画運休が発表され、舞台を予約した施設も休みが決まり、公演自体が飛びました。

天災ではしかたがない……と、皆で肩を落としていたところ、講座の先生が別の会場を探してくださって、奇跡のリベンジ! なんと翌月の11月17日に、自主公演をすることができました。クラスの垣根を越えて、皆でがんばってきたのもあり、非常に感慨深かったです。打ち上げでは「来年もやろう!」と盛り上がることしきり。また皆で、できるといいなあ。

 

旅行は、趣味の海外研修に加え、9月に大阪のんだくれ2泊3日。大阪万博公園はいいぞ! めちゃおすすめ。太陽の塔を見たことがない人は、ぜひ行ってみてください。内部見学ができて、それがまた面白いの。岡本太郎の芸術観、思想が垣間見れます。同公園内の民族博物館も、もっとじっくり観たかった。1日では時間が足りないくらい、面白かったです。箕面の温泉ものんびりできて、幸せな旅路でした。

 

私生活で大変だったことと言えば、マンションの管理組合理事長になったことかな。回り持ちでなったものの、理事長がこんなに大変だとは思ってもみませんでした。なんだかんだ、いろいろとありますね……。来年3月まで、もうひとふんばりです。

健康面。歯の詰め物がとれて、新しく作り直しました。風邪をよく引いたなあ! 春と夏にそれぞれ一度引いて、両方とも会社を休みました。あと、昨年末に左足指が爪周囲炎になったから、ワイヤー療法を始めたのだけれど、ワイヤーの張力に耐えきれずに爪が割れたので、治療が中断したまま年越しです。

ほかに何かあったかな……そうそう、今年はパスポートと運転免許、両方の更新をしました。

 

実家関係では、3月、母がガラケーからスマホに切り替えました。ショップに付き合って、結局「らくらくスマホ」にしたのだけれど、普通のアンドロイドの方がよかったかも。らくらくスマホの操作は独特すぎて、検索しても操作法がヒットしないのは盲点でした。とりあえず、母がスマホを楽しんで(?)いるようなので、よかったです。

7月は、祖父の七回忌。もう7年経ったのね。

 

観た芝居は4本。年々、少なくなっております。

岩井秀人作・演出、松尾スズキ松たか子ら出演の「世界は一人」、劇団☆新感線「けむりの軍団」、ブロードウェイ公演「ウエスト・サイド・ストーリー」、阿佐ヶ谷スパイダース「桜姫〜燃焦旋律隊殺於焼跡 (もえてこがれてばんどごろし) 〜」。

「けむりの軍団」は黒澤映画オマージュだけあって、わりと面白かったです。黒澤映画を観ていないと、つまらないかもね。阿佐スパの「桜姫〜」も、けっこう楽しめました。

芝居ではないけれど、宮藤官九郎が脚本を書いた大河ドラマ「いだてん」を、一年間がんばって見続けましたよ〜! 前半(特に3月〜4月あたり)は、正直見るのがつらいときもあったけれど、後半の1964年東京オリンピックに至る道筋を描く段になって、格段に面白くなりました。オープニング・テーマの映像が、洒落が利いていて、時々変わるのをチェックするのが楽しみでしたね。

映画は、草なぎ剛主演の「台風家族」1本のみ。新井浩文のあれこれがありつつ、公開できてよかったです。出演者に不祥事があったからといって、なんでもお蔵入り、出演場面カットにする風潮はいかがなものかと思うよ。

LIVEは、新しい地図のFAN MEETING vol.1に行きました。中学時代の友達でSMAP好きの子がいまして、その子は昼公演、私は夜公演のチケットが当たり、公演日に隙間を縫って会い、2時間ほどおしゃべりしました。

展覧会は6本。顔真卿クリムトカナヘイ展&ポーの一族展、正倉院の世界、ハプスブルク展。一番よかったのは「顔真卿」展でした。顔真卿の書だけではなく、王羲之欧陽詢など、書体の変遷などもわかるように展示されていて、とても興味深かったです。2回観に行ったくらい。正倉院は、蘭奢待と琵琶の実物が観られたのがよかった。ハプスブルク展では、美術や歴史の教科書で見たことのある絵画に加え、中世の騎士の甲冑が何点も展示されていて、それが面白かったです。何百年も前の甲冑なのに錆びてないし、すごくきれいだったなあ。