俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

御茶ノ水楽器街

母が3年ほど前からウクレレを習っておりまして。だいぶ前から「御茶ノ水楽器街でウクレレ見たい」と言ってたんですよ。
そして先日(3月14日)開業したJR東日本上野東京ライン」。今まで上野始発・終着駅だった高崎線宇都宮線が、上野から東京、神奈川方面まで延伸したんですね。それに乗りたい、じゃあいい機会だから御茶ノ水行こうと、私がナビすることになりました。たまたま半年くらい前に、御茶ノ水楽器街・店紹介のフリーペーパーをもらったので、それを見ながらの案内です。

11:30に御茶ノ水駅で待合せし、駅前すぐにあるウクレレ専門店や、下倉楽器のギター・ウクレレ店舗など、ちょいちょいのぞきます。御茶ノ水には、楽器チェーン店の本店が何軒かありますが、意外と小ぢんまりしてるのね〜。銀座の山野楽器みたいな大きいビルが林立してるのかと思ってました。
御茶ノ水は学生街でもあって、そのなかでも明治大学の校舎があちこちに点在。ちょっと内部をのぞかせてもらいました。学食でお昼食べよう!と、母と盛り上がったのですが、どこにあるか分からず、明大校舎の一般向けレストラン「カフェ・パンセ」でお茶をにごしました。お昼を食べて休んだあと、背中に背負えるタイプのウクレレ・ソフトケースを買い、母の当初の目的は達成。このあとは、北の丸公園千鳥ヶ淵の桜でっせ!

御茶ノ水から神保町を経由して、九段方面にある北の丸公園千鳥ヶ淵へ。歩ける距離です。「エーここが三省堂書店の本店」「古本街」「岩波ホール」などと解説しつつ、ちょうど岩波ホール前の神保町交差点で「千代田桜まつり」の一環で甘酒配布していたのを頂きました。ここから北の丸までは歩いて10分くらいかな。
まだ桜は四分咲きほどで、花弁よりも蕾が目立つ感じ。場所によってはかなり咲いている木もありますが、盛りはこれから、という態です。それだけが残念でしたが、私のおすすめスポット(お濠と武道館と桜)を見せたら、母が喜んでくれたので、まあいいか。
北の丸公園の入り口をちょいと覗き (この辺りの桜も綺麗)、千鳥ヶ淵をボート乗場まで花見しました。母は「私だって昔来たことあるわ」と、なぜか張り合いながら(?)、「ほら見て見て、ボート乗ってる!」と、よく分からないところで興奮してましたね。
ここまで来たら、千鳥ヶ淵の真向かいにある靖国神社の桜でしょう。
靖国神社の桜は、まだ見たことがない」というので、信号を渡って行きましたよ。千鳥ヶ淵とちがい、こちらは上野公園よろしく酒類OKなので、古式ゆかしき花見の宴会があちこちで繰り広げられておりました。酒の匂いがすごかったな〜。あと、各地の名物の露店がたくさん出てました。本殿のほうへ行くと、お能の奉納をやっておりまして、思わず観ちゃいました。
さすがに疲れたね、とベンチで休憩。16:20頃で、このまま帰宅するか、どこか遊びに行くか。遊びに行くなら、日本橋でも銀座でもいいよと言うと「隅田川の遊覧船……」無理ですこれから夕暮れだよ?「じゃあ日比谷公園」アイヨー。
また神保町駅まで戻り、そこから三田線で2駅です。なんだか花尽くしだな〜。日比谷公園を少し歩いたあと、日劇1階にある喫茶店でケーキセットを頼み、暮れなずむ東京を窓から眺めました。11時半から夜18時近くまで、よく歩いたなあ。ちょこちょこ休憩したのと、桜効果で、あまり疲れを感じなかったのかも。
帰りは有楽町駅まで5〜10分ほど歩き、ふだんは私も地下鉄で帰宅するのを「上野東京ライン」がどんなものか知りたく、JR経由にしました。有楽町からすぐ乗れるかと思っていたけど、そこは通過駅で、東京で乗換え。湘南新宿ラインが目白や高田馬場を通過するように、有楽町や神田などは停車しないのを実感しました。