俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

滋賀・京都【2日目 竹生島から京都へ】

友人宅から長浜へ
長浜よりフェリーで竹生島
 長浜09:00〜竹生島09:30(竹生島滞在80分)
 竹生島10:50〜長浜11:20
長浜 観光

長浜14:06〜京都15:13(JRで移動)
夜、祇園・東山のあたりを散策。高台寺の夜間ライトアップを拝観

飛び石連休の平日で、残念ながら、滋賀の友達はお仕事。お世話になった家を一緒に出て、駅まで同行、途中でお別れです。
私たちの今日のメイン・イベントは、琵琶湖クルーズ。やはり、滋賀まで来たら琵琶湖でしょう! いいよ〜琵琶湖。なんか好き。
その琵琶湖に浮かぶ霊場竹生島まで行ってきました。私、竹生島は今回で3回目なんですが、やっぱりいいわ〜。なんか好き。パワースポットという言い方はあんまり好きではないけれど、行くとすごく清々しくなるというか……磁場を感じます。

あいにく、今日から天気が雨に変わる予報でしたが、竹生島では晴れ間がのぞき、島と湖と両方楽しめました。よかった!
竹生島はもともと、神仏一体の島で、宝厳寺(本尊は弁財天)と都久夫須麻神社(祭神は弁財天である市杵島比売命、竜神である宇賀福神、産土神である浅井比売命)がおわします。

宝厳寺奈良時代行基が開いたとされる寺で、日本三大弁天の一つ。「弁天様の幸せ願いダルマ」が、とても可愛らしい! ただ、こちらは持ち帰れず、祈願奉納というかたちなので、お写真だけ撮らせて頂きました。
重文の「舟廊下」を渡り、都久夫須麻神社へ。舟廊下は、秀吉の朝鮮出兵時、御座船だった「日本丸」の船櫓を利用したものです。修復中で外側に網がかかっており、連子窓からの眺めはよくありませんでしたが、しかたないですねえ。

神社の本殿は国宝で、桃山様式。本殿をくだり、湖際の竜神拝所で「かわらけ投げ」です。丸い土器(かわらけ)に願いごとを書き、鳥居に向かって投げて、見事鳥居の下をくぐれば願いごとが叶うそうですが、……無理むり(笑)。かわらけ2枚とも、鳥居のはるか手前か、あらぬ方向に落ちました。でもいいんだ、厄落としには……なっているはず!

フェリーで長浜に戻り、お次は長浜観光。今年の大河ドラマの主役、黒田官兵衛ゆかりの地ですよ。
こちらも近江八幡と同じく、昔の町並みが残る、ゆかしい土地柄。「黒壁スクエア」が観光の中心ですね。「大通寺」の門前である「ながはま御坊表参道」が、いにしえの門前町の雰囲気を残しております。大通寺も改修中らしく、山門が覆われて残念でした。
碁盤目状の町中をちまちま歩き、親玉饅頭、ういろう、牛まんなどを買い食い。他にも、きんつばや麩饅頭、せんべいなど、大いに買い食いできますが、もうね……胃の容量が若者とちがうのだよ……吐血!
長浜にも、あちこちに水のお堀がめぐっています。町中を撮るのを忘れたのでお堀端と、長浜名物・焼鯖そうめんの写真を。今日のお昼です。焼鯖はやわらかく煮込まれてて、骨まで食べられましたよ。


ときどき陽がさした天気も、そろそろ黒雲に覆われてきました。
なんとなく気が急いて、今日の宿である京都へ向かいます。長浜から電車で1時間ちょっと。
着いたら、京都は雨でした。
雨といっても、近距離なら傘なしでも行けるような小降りでしたが「とうとう雨に追いつかれたか」と、ちょっぴりテンション下がります。気を取り直して、宿に荷物を置き、一休みしてから京都散策。
適当に歩いているうち、錦市場にたどり着いて、市場の活気を楽しみました。海外からの観光客多いな〜。17時すぎだったけれど、思いのほか、開いてる店が多かったです。
昭和の色濃い「喫茶室フランソア」でコーヒーを飲み、人心地ついたあと、南座付近や夕闇の祇園を歩きました。夜の祇園、雰囲気ありますねえ。

八坂神社を抜けて、ねねの道。この辺りも料亭が多く、タクシーや黒塗りの車で乗りつけたお客人が、扉をくぐっていきます。高そうな店なのに、けっこう普通の服装の人が多いなあ……と、つい見ちゃうところが庶民。
さて、この散策のお目当ては、高台寺の夜間拝観でした。雨に濡れた、新緑のライトアップがきれい! 私のカメラでは、とても美しさを捉えきれなんだ。ブレッブレだし。桜の季節は、また見事でしょうなあ。

高台寺は、夜間拝観といっても限られたスペースでしょ? と思いきや、なかなか敷地が広うございました……。見応えがありましたよ。
お寺を出たあと、だんだん雨足が強くなり、急ぎバス停へ。宿に戻り、のんびり休みました。