俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

夜中の電話

7月30日から31日に日付が変わり、布団に入った頃。
午前2時半頃、自宅の電話が鳴った。こんな時間に何かしら、ワン切りのイタズラかと思いきや、予想に反して鳴り続けた電話が留守電に切り替わる。
実家の母から、祖父が亡くなったとの報せでした。布団から抜け出し、慌てて受話器を取ろうとしたら切れるし。
結論:夜中の電話はとるべし!
ソッコー折電するも実家の家電話は留守電で、「そうか病院か何かで、携帯からか」と、母の携帯に電話したらビンゴ。しかし、病院だからか電波状態が悪く、ほとんど詳しいことが分からないまま、とりあえず朝になったら実家に帰る方向で話をつけました。
念のため、兄にも電話してみたら、一発で出たね。兄も通話が間に合わずに留守電で、「折電しても通話中だった」とのこと。それ、母から私への電話&私の折電だよ……。
祖父が亡くなったのはガチなこと、いま両親は病院にいること、「今なら母の携帯につながるよ、電波状態悪いけど」と告げて通話を終了。その後、もう一度兄と連絡をとると、私よりは電波の状態がマシだったらしく、もう少し詳しい話を聞かせてくれました。
2、3日前に風邪で入院して、それが肺炎になったらしく、本日深更に容態が急変したそうです。享年101歳。老衰のようなものですね。
祖父が亡くなってすぐ、両親は兄と私に連絡をくれたらしい。夜中だろうが、ちゃんと電話をくれてよかったよ……。

実家への荷詰や、簡単な部屋の片づけなどをしてから寝たので、実質、仮眠のようなもの。明け方に来た母からのメールで、状況が変わったから通夜まで帰らなくていい、とあったけれど、そうはいかんでしょ。朝7時、母の携帯に電話。聞くと、祖父が亡くなったあと、あれよあれよという間に葬儀のあれこれが決まり、友引と斎場の都合で葬儀も4日後(日曜と月曜)に延びたので、無理しないでいいよ、とのこと。でも、やはり直接話を聞きたいし、祖父の顔も見たいしで、仕事は適当に切り上げて帰省することにしました。兄にも電話して、その旨を報告。

12時頃まで仕事をして早退。帰省電車時刻を兄にメールすると、あちらも同時間帯に同じ乗換え駅に着くから、一緒に行こうとの返信が来た。ホームで待ち合わせて一緒に帰り、実家に荷物を置いてから、斎場に安置された祖父の顔を見に行く。穏やかなお顔でした。よかった。
両親は朝まで葬儀会社とのやりとりで寝るひまもなく、父はお寺さんとの連絡もあったため、昼まで動いていたとか。お疲れさま……。というわけで、早めに夕飯です。みんなで、外に食べに行きました。兄は家庭があるため、その日のうちに帰りましたが、私は身軽なひとり身なので自宅泊まり。長い1日でした。