俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

母の古稀祝いお花見ツアー2日目

根尾谷の淡墨桜犬山城樽見鉄道にも乗っちゃうよ・母の古稀祝いお花見ツアー【2日目】

バスで移動:根尾谷・美濃の淡墨桜樽見鉄道で車窓の旅〜犬山城〜佐奈川〜豊橋
新幹線「こだま」:豊橋18:02→東京20:17

ホテルの朝食はバイキング。まあまあ美味しゅうございました。
朝イチ8時から、バスに乗って、根尾谷の淡墨桜です。今回のツアーの目玉で、母が「日本三大桜、見たい見たい」と騒いでいた桜です。私、全っ然知らなかったよ。樹齢1500年ですって。
それでは、岐阜といっても、ほとんど福井寄りの山中にたたずむ、根尾谷の淡墨桜をご覧ください。

みごとに、一輪たりとも咲いてはおりませんでした。しかし巨木で、威厳がありましたな。バスで着いた当初、山中で雪が散らついてましたよ……さむかった〜。土産店の方に伺ったら、花がほころぶのは、例年4月10日頃なんですって。今の時期に咲いているのは見たことないとか。
ここで1時間ヒマをつぶすとか、なんなのー!と思いましたが、満開基準での時間設定なので、しかたがないですよね。
ツアー客が集合場所に全員そろったところで、ローカル線の樽見鉄道の駅まで徒歩で移動。地元の路地を縫っての道筋、お散歩感覚で楽しかったです。

単線ローカル線の樽見鉄道では、3、40分ほど車窓を楽しみ、織部駅で下車。すぐ目の前の「道の駅」で、あわただしくお買物。干し椎茸とか菜の花とか、そんなん買ってる私と母。織部焼は、物色する時間がありませんでした。

お次は、犬山城。もう雨は降っておらず、わりと晴れてました。城のふもとでは、ぼちぼち咲いている桜もありましたが、城内になると高度で気温が低いのか、蕾ばかり。うーん、城に桜の鉄板が見られず残念。

犬山城は初めてでしたが、いやーいいですね! さすが国宝、昔ながらの天守閣で、今出来のコンクリ城とは風格が違います。私が一人で「城すてき〜、壁はちゃんと漆喰だし、床板も年期入ってカコイイ」とか言ってると、城に興味のない母は「そんなもんなの?」と一言。昔からある城は、階段の勾配が急で、かつ狭いじゃないですか。こんな急勾配を、鎧甲冑を着てダダダと駆け上がったりする様を想像したら、昔のサムライSUGEEEEE!と思いません? 現代の日本人より体格も小さくて、でも筋力あるから甲冑を着ても動けたんだろうなあ。萌える。
犬山城を堪能したあとは、豊橋付近に戻り、佐奈川の桜堤へ。

こちらは、一〜二分ほど咲いてました。最後にちょっとだけ気分を味わえたかな。花見尽くしのツアーだけど、やはり時期が早すぎましたね。そのかわり、駐車場も混んでおらず、花見客もいないからスーイスイ。満開なら駐車にも一苦労で、イモの子を洗うような花見客を押し分け、へし合いながらの鑑賞だったろうから、どちらがいいのか。でもまあ、犬山城や他の楽しみがあるならともかく、桜しかないような場所なら、混んでいても咲いているほうがいいですよね。今回は、遠出をした・淡墨桜を(枝ぶりだけでも)見られた、というので良しとします。
あ、豊橋駅に着いて、乗車まで小一時間のフリータイムに、母とうどん食べました。これが夕飯。
今回の旅路、朝食バイキング以外、ぜんぶ食事が弁当だったんですよ。屋台が開いていれば、焼きそばやお好み焼きなど、温かいものが食べられたんですけどね……遠い目。久々の温かい食事にハフハフ。本当は、きしめんを頂きたかったんですが、名古屋(尾張)と豊橋三河)の間には透明な壁があるらしく、構内のフード・ストリートには見当たりませんでした。うどんで温まってから「こだま」に乗車。東京駅に着き、山手線に乗換え、途中で母とお別れ。1泊旅行、お疲れさまでした。