俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

クリスマス

週明けまで寒波が続くそうで、関東は昼頃まで晴れ、時間がくだるに従って曇天、泣きそうな空。ギリギリ降られんかったけど。
ほんの気持〜ち、部屋を片づけて、昨日、グループの活動場所に置き忘れたICレコーダーを取りに行く。が、山手線半周して、いざ最寄り駅に着いたところで「鍵」を忘れたことに気がつきました。中に入れないじゃん\(^o^)/
くやしかったので、戻り道、日暮里で途中下車して、ちょっとだけ谷中を歩きました。もう観光地だよねココ。年に1〜2回ほどのぞくアジア雑貨屋さんだけ見て、時間がないのでUターン。乗換えターミナル駅では、無印良品で部屋着を1着、デパ地下で惣菜とローストチキンを購入。その間10分。
地元に帰り、荷物を自宅に置きたいところ、我慢して商店街で味噌購入、早足で予約していた美容院へ突貫。なぜ美容院に行くと眠くなるのでしょう、私は、美容院では寝るか、雑誌または手持ちの文庫本を読むかです。担当さんも慣れて、ほっといてくれるから楽〜。

19時前に美容院を出て、スーパー、洋菓子屋、酒屋を回って帰宅。19時半になんとか戻って来れた! デパ地下で買ったローストチキンと、酒屋で買った発泡ワイン(ハーフサイズ)を開け、「坂の上の雲」第三部最終回。

泣いた。秋山兄弟は、侍の子だな。司馬遼太郎が明治を好んで書いたのは、侍魂が残っていたからのような気がする。柴五郎の『ある明治人の記録』を思い出しました。会津出身(勝てば官軍、負ければ賊軍の「賊軍」)の柴五郎は、幼少のころ戊辰戦争が起こり、年少とはいえ男子の自分は郊外に避難させられ、屋敷に残った母や姉妹たちはそろって自刃。避難先にも薩長が迫ってくるやもと、衣服を農民のものに換えさせられ、落ちのびるときに「もはや自分は武士ではなくなった」と、痛切に思うのです。数え年8歳。
その後、陸軍中佐となった柴五郎は、義和団の乱に際して、各国大使館の北京籠城に大いなる働きを示し、その武士道精神が世界的に称揚されますが、本人は己を武士だと考えていたかどうか。武士道精神は、明治を境に消えたのです。しかし、その記憶は残る。
秋山兄弟も、明治では冷や飯食いの松山藩出身でした。秋山兄弟も、柴五郎も生きるために士官学校に入ります (五郎と好古は士官学校の同期)。そして戦う。
私の記憶に間違いがなければ、司馬遼太郎が「坂の上の雲」のTV化を生前、頑として拒んだ理由は「戦争を肯定する話に見られたらいやだ」だったように思います。しかし、なぜ戦いの物語を書いたのか、彼らは何のために戦ったのか。改めて考えてみたい。

そんなふうに、しんみりして、一呼吸おいてからザッピング。「さんま&SMAP」で、ゲストに山本耕史が出ているではありませんか!!!
もちろん、ヤマコーの話題は「新選組!」一色。もう、慎吾ちゃんとヤマコーの表情に釘付けですよ。慎吾ちゃん、ヤマコーに対してのツンデレぶりが半端ないっす。
以下、発言はうろ覚えのメモ。
新選組!」時代、楽屋の暗証番号を盗み聞きしてまで勝ち取った(盗った?)香取局長の電話番号が、ある日通じなくなっていた話。ヤマコー、「華麗なる一族」で共演した木村拓哉にさっそく連絡して、「電話番号を変えた連絡が来なくて……木村さんから香取君に『連絡してやれ』と、言ってやってくれませんか。僕からだ、と言えば大丈夫だと思いますので、ええ」と依頼。で、慎吾ちゃんから電話が来ました。「……木村君を使うのはナシですよ……」と。
もう、慎吾ちゃんとヤマコーとのやりとりが面白すぎ。香取「なんでここに来たの! (「さんま&SMAPを大嫌いな人」で、香取を嫌いな人のコーナーなのに) あなた、ちょっと違いますよねっ!?」山本「まあ、そうなんですけどね。……ぶっちゃけ、愛してます」と涼しい顔。こ、こいつー! テンパってる局長相手に副長、実にワルい顔をしておる。もっとやれ (笑)。まあ、組!ファンにとっては、香取局長が何を言おうと、山本副長がどんなに受け流そうと、どれを取ってもジャレあっているようにしか見えませんから。
他にも、香里奈が出てきて、慎吾ちゃんから(速水もこみち付きで)食事に誘われた、という話を聞いたとき、すかさずヤマコー「僕のときはあれだけ拒んだのに、共演者を食事に誘ったんですか?」と目が若干マジ。「まあいいでしょう、成長したということで」と上から目線、いや保護者発言に場内大受け。「いや、でもやっぱり納得できない」と、多少(番組を盛り上げる)リップサービスをしたあたりで、香取局長がおまい黙れ勘弁してくれという勢いで「もういいじゃないっ、……俺の電話番号を知っているのはお前一人だけだよ!」。
いやあ、たまに素がまじった発言&表情が非常においしかった「さんま&SMAP」でした。今年も組!の忘年会はしたのでしょうか。あ、あとはゲストに、内田篤人と長谷部が来てくれたのが嬉しかったなあ。うっちーかわええ〜。ええ子や。うっちーはともかく、長谷部がこんな番組(ひどい)に出演してくれたあたり、本人の人のよさが滲み出ていますね。私、南ア世界杯で、長谷部のTVインタビューを観て以来ファンです。メリークリスマス!