俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

お彼岸帰省・2

帰省中です。うちの実家周辺は、電話で聞いていた通り、特に大きな被災はなし。スーパーに行列とか、牛乳や水、電池が消えた、納豆も一時品薄とか、それ相応の物流混乱はある(あった)そうですが、それは地震のあった地域ならばどこも同じだと思います。
北関東で築35年の木造家屋たる実家は、ふだんから石油ストーブが頼り (小さい子のいる兄一家来訪のときだけ、ストーブ中止でエアコンです)。ちょうど灯油が切れる頃だったそうで、GSで一缶 (ポリ容器一つ分)、並んで購入したそう。当たり前だけれど、けっこうな列だったそうです。

さて、お昼にチャーハンを食べて、墓参り。幸い晴れていて、天気はいうことなし。実家の墓はちょい離れた場所にあり、すみません車で外出。ガソリン渋滞、初めて見ました! まじハンパねぇっす。GSの営業は半々くらいですかねえ、開いているGSには1kmはありそうな車の列が、延々みっちり続いてました。
帰宅後、隣家の祖父を訪ねて、ちょっとおしゃべり。大地震当日は、寝ていたそうです。さすがに目は覚めたらしいけれど。
関東大震災経験者の祖父(99歳。震災当時は小学生)いわく、「今回よりも、関東大震災のほうが大きかった。あれ(3月11日)くらいじゃ、家は壊れんよ」。さすが関東大震災経験者は言うことがちがうぜ。まあ、実家周辺は地盤がいいですし、今回被災が僅少だったのは、内陸部で直下型ではなかったためだと思います。ちなみに、関東大震災のときは、南(東京方面)が、昼でも夕焼け空のように赤かったそうです。東京から電車で1時間の土地ですが、東京の火災がわかるほどの空だったんですね。
実家の母に聞いたところ、TVでこの一帯は「震度4」だった大地震ですが、体感では「3強」くらいだったとか。大宮台地の関東ローム層すごいわ〜。

一服、お三時をいただいてから、今度は母実家の墓参り。なのに線香を忘れたー! そういう、うっかり屋のために線香を置いてある、目の前の酒屋さんで一束購入。前はふつうの酒屋さんだったのに、代が代わったんでしょうか、小洒落た構えの店構えに改装されていて、ついでにベルギービール直輸入の店にもなってて、びっくりしました。車で来てたら買ってたよベルギービール。でも自転車だったから……揺れるから……このあとスーパーにも寄るから……今度来ようっと。