俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

初!お一人さま

まずは観劇にっきのUPから。
「真夜中のパーティー」の感想(id:orenade:20100711)をUP。

んで、本日の日記のお題。地元の飲み屋さんで、初めて一人飲みしてみました。ファミレスやラーメン屋ではなく、立ち飲み屋でもなく、ふつうの飲み屋さん。
一人旅のときは、食い気が勝って、飲み屋の戸をくぐって」地元の美味をあれこれ注文しちゃいますが (そして太る)、ふだんの日常では、やったことのない一人飲み。いやー、緊張したわ。んで、ちょっと店の選択まちがえたわ。
というのも、自分は「常連が幅を利かす店」「マスターや店員が必要以上に人なつこい店」が苦手なんです。まさに、そんな店に入ってもーたよ。扉のガラス窓から、若い女性の一人客が見えて「よし行ける!」と思って入店したら、「仲のよい常連とマスター」の構図でした。うわあどうしよ。
案の定、「一人客に気を遣うマスター」が話しかけてくるんです。「仕事遅いの?」「料理の味どう?」「このへんよく来るの?」「イケるクチだね!」お願い、身上調査やめて……。中ジョッキを2杯お代わりして「イケるクチだね!」もやめて……いたたまれないです。そっとしておいて! 鰺のたたき美味しいから! 文庫本読ませて!(飲み屋じゃ、やっぱり無理かしら)

マスターがすんごいイイ人だ、っつーのは分かるんですよ。だからこそ、いたたまれないんだよなあ。善意ほど厄介なものはないっすね。初手から気安い調子で、根掘り葉掘り聞かれるのは、話の接ぎ穂だとわかっていてもダメだ〜。「マスターの一人語り」も加わって、ダメージでかっ。常連客と「海外旅行」で盛り上がったマスターってば、いかにドコソコがいいか熱弁で、「あの、お勘定……」と、こちらが財布を見せて声をかけても、気づきやしねえ。「あの、お勘定お願いします!」と、何度目かに声を張り上げて、ようやく気づいてもらえました。肴は美味しかったんですけどねえ。気遣いは十分に感じられたんですが、こういう人なつこい店が好きな人には打ってつけかもしれません。ふうう。小1時間の滞在で帰宅。