俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

昭和の美容室、理髪店

JR新大久保駅から西新宿へ抜ける、新宿区百人町あたりを歩いた。新大久保って、賑やかなのは駅前通りくらいで、横の路地に入ると静かな住宅街なのね。駅徒歩2分で、もうひっそりしてる。下町という感じでもなく、なかなか大きなお宅が多い。帰宅後、Wikipediaを見たら、戦前は高級住宅街だったのねーなるほど。
そんな百人町の細い静かな路地に、昔ながらの美容室と理髪店がありました。



スター美容室、いいなあ。写真をクリックして拡大してくださると分かるのだけれど、「タ」の字の真ん中が☆になっています。すてきー。
スターさんは、ずっと店を閉めている気配だったけれど、もう片方の理髪店さんは営業中。私も小学生のころは、こんな店に連れられていたなあ。判で押したようなおかっぱ頭にされ、帰りに飴か、10円のフーセンガムをもらうのだけが楽しみでした。小学低学年の女の子なのに、お約束なのか、ふさふさの刷毛で顔半分にクリーミーな泡を塗られ、かみそりを当たられたっけ。あれはなかなか、くすぐったかった。
あのころの自分にとって、美容室は、大人の女性が行く場所でありました。置いてある雑誌も、美容室は女性週刊誌。理髪店は少年漫画雑誌、新聞、男性向け週刊誌。今の理髪店は、どういう雑誌が置かれているのでしょうか。