俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

2009年総括

わーんバタバタだよー、もう帰省しなきゃ。
昨日と今日の日記は、来年、改めて書きます。1月4日までギリギリ実家にいますよ。4日は、久しぶりに里帰り中の友達と会うよ!
それでは皆さま、よいお年を。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2009年総括

今年の抱負は「会」。ご無沙汰の人・いろいろなものごとに出会えればと思ったが、半分くらいしか達成できず。でも、数年ぶりに会えたり、顔は見られずともメールできたりと、息災であることがわかった友達もいて、それはやっぱりよかったです。
いまの会社の入社試験で、私を採ってくださった面接官のお一人が急逝されたのは悲しかった。忌野清志郎マイケル・ジャクソンも逝った。今年は業界の不況沈化、パスポートの期限切れその他もろもろ、なんとなーくツイてない、ちょっと頭を押さえられているような年でした。趣味の講座も解散危機だったし。
ただ、最終的にはツイておりまして、なにかあってもすぐにリカバリーできる。AがだめならBでいける? いけた! と、なんだかんだ救う神あり、自分は運がいい。と思うものであります。講座も、別のかたちで存続が決まりそうですしね。
旅行は2回。鳥取砂丘から松江、出雲、倉敷、姫路とめぐる強行バス旅行に、パリ&ベルギー。日本の中国地方は初めてで、パリとベルギーは二度目の訪問。ブリュッセル、モンマルトルがすてきでした。

今年の観劇は11本。複数回観た分も含めると15本。古田新太主演・いのうえ演出の『リチャード三世」、わりと好きです。固いところはあれど、演出に挑戦があった。同じ新感線の「蜉蝣峠」は、最初は文句つけたが、「蛮幽鬼」のあとで思い返すと、あれはあれでよかったと思う。「蛮幽鬼」は周囲で絶賛の声多数(久しぶりに新感線らしい舞台だ、など)なんだが、個人的に割り切れず。
アメリカから初演オリジナル・キャストと、ブロードウェイ・キャストを引き連れてきた「RENT」The Broadway Tour も忘れられない。アンソニー・ラップのマーク、アダム・パスカルのロジャー、……これこそ「RENT」! 気持ちの入った舞台はすばらしい。
ミュージカルつながりなら、日本版「レ・ミゼラブル」の別所バルジャン。今まで3人のバルジャンを観てきて、別所さんが一番説得力ありました。一緒に観た人と「今回が一番感動した!」と言いあったのも、いい思い出。
思い出せばきりがないが、「よかった」というより「一番好き」なのは、宮藤官九郎×阿部サダヲ×松田龍平森山未來の「R2C2〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜」。深いか浅いかで言えば、まあ浅いんですが、突き抜けっぷりがたまらんの。とにかく楽しくて笑えてアホ、まったくもってすがすがしい。クドカンとサダヲさん、皆川猿時さんがよかったですねえ。松尾スズキさんの「サッちゃんの明日」は、家納ジュンコさんに目が釘付け。こんな女優さんを知らなかったなんて! 「サッちゃん」は久しぶりに松尾さんらしい舞台で、よかったんだけれど「この感じ、過去作品にあったな」と、既視感があったのが個人的にマイナスでした。今回のはインターバルだと思っております。
芝居だけで長くなっちゃった。映画は3本。阿部サダヲ主演・第二弾「なくもんか」、「パリ・オペラ座のすべて」、マイケル・ジャクソンTHIS IS IT」。展覧会は「皇室の名宝」のみ。伊藤若冲、淋派が目当てでした。