2009-01-16 訃報 慶弔 19時になるかならないか、会社の電話が鳴った。若い人が取り、「某さまですか……はい…はい」と応対している。その名前が、引退された役員の方のお名前だったのと、若い人の居住まいをただす身振りが気になって、仕事の手がゆるまった。悪いほうに当たってしまった。訃報だ。 それからは、総務が外出先から戻ってくるのを待ち、手分けして各方面に連絡。まだ71歳なのに、早いよ。自分が入社したときの、面接官のお一人だった。笑うと目尻が優しくさがる方でした。