俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

ヒューストン1日目【時差ボケってきついのね】

ヒューストンの空港にて。

8/23 (土)、晴天。友達の住んでいる、アメリカはヒューストンへ行ってきますよ! 共通の友人とで3人旅です。常磐ハワイアンセンターすら行ったことのない身、アメリカ本土など、もちろん初。
ヒューストンまでは、コンチネンタル航空の直行便でひとっ飛び。といっても、片道12時間のフライトだ。成田―ヒューストン間の直行便は1日1便で、最近飛び始めたとのこと。

成田 15:55発〜ヒューストン 13:55着(CO 006便)

成田空港は、思ったより混んでいなかった。燃料費高騰で、飛行機を使う人が少なくなったせいだろうか。出国審査もサクサク進み、ちょいと拍子抜け。余った時間を免税店チェックに投入する。日本の菓子類や名産をそろえた食品店が、前より増えたか? それとも、昔は視界に入っていなかっただけかしら。菓子類も多様で、スナック菓子からデパ地下でよく見る老舗の和洋菓子、北海道のロイズチョコ、京都の生八つ橋まで売ってる。個人の海外客が増えてるんだろうなあ、と勝手に推測。

「機材の到着の遅れ」で、予定より1時間遅れで日本を飛んだ。機体が上昇方向に傾いている離陸中に、自分の意識もすうっと飛んだ。もともとGには弱いタチだが、1時間半ほど、気絶みたように寝入っていたらしい。パッと目を開けたら (非常に爽やかな目覚めでした)、「よく寝てたね〜」って言われちゃった。
コンチネンタル航空は、アルコールは有料。ビールは5ドル。高っ! でも頼む。客室乗務員は中年から初老の、年配の方が多い。コールすればすぐ来てくれ*1、お水やらスナックやらを持って回遊してくれる。総じてサービスには好印象。
面白かったのが、乗務員の見切りの早さ。たとえば機内食の片付けで、通路側から盆を取り下げていきますよね。3人連席で一番奥の窓際は“視界”に入らないらしく、何度も取り下げをスルーされそうになりました。「こちらのも……」と盆を上げてアピールしないと、気づいてもらえないの。このタイミングが遅れると、「奥の人はまだ食べてる最中!」と見向きもせずに、カートを押して先に進んでしまう。物事の呼吸がワンテンポ、乗務員の方が早いのね。別名「早とちり」。たまたま、この機体の乗務員がそうだったのか、アメリカ系全体の気風なのか、気になるところです。

さて、長いフライトを終え、ヒューストンの「ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港」に到着。1時間遅れの離陸だったが、着陸はほぼ定刻の14:00頃。ここから先が長かった! 入国審査で、えらく待たされる。初めて指紋取られたよ。両手の指紋と、顔のデジカメ撮影。自分でも恐ろしいな〜と思ったのは、デジカメ撮影される際、無意識に髪に手が伸びて整えようとしたこと。無意識、というのがね。こわいですねー。
結局、空港の外に出られたのは16:00過ぎ。友達とそのご主人と、ご夫妻でお出迎えいただきました。ここから先はもう、お二人に面倒をかけっぱなし。泊まるのもずーっと友達宅、車であちこち連れてってくれるのもお友達 (ときどきご主人)。ずうずうしくも1週間、お世話になりました。本当にありがとう!

友達宅に着いて、まずはお茶を飲みながら歓談。落ち着いたところで「スーパーでも見に行く?」と友達が誘ってくれ、「行く行く!」と立ち上がる。これがまた、大きなスーパーなんだ。学校の体育館1つか、1.5くらいはありそうな面積の建物に、それより広い駐車場。さすが車社会・アメリカざんす。
広い敷地のスーパーは平屋建て。「土地が余っているから、上に伸びないで横に伸びるんだよね」なるほど。「だから、見るだけでも移動距離があるから、疲れてきちゃうの」たしかに……この距離をまた、レジまで戻るのか。この頃から、時差ボケの睡魔が間歇的に襲いくる。
帰宅後の夕ごはんは、友達お手製の和食。「機内食も回数が多いし、日本→アメリカは時差ボケがきついから、やさしいごはんがいいと思って」なんという、見越した配慮! 一口いただいて、ほーっ。やっぱり和食は落ち着きますね。味ももちろん保証つき。アメリカの豆腐も、日本と変わらぬ味わいです。
現金なことに、ごはんをいただいたら一時、眠気が治まった。しかしまた、食後の歓談中に睡魔の波状攻撃。もっと話を聞いていたかったが、部屋に戻って横になる。時差ボケがこんなにつらいなんて、初めてだ。また明日……おやすみなさい。

*1:昨年のアリタリア航空は、コール後30分待ちがデフォルト。忘れられていることも多かった。しかし相手に悪気はないのがミソ。