俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

ガラ亀

台風接近で、雨が降ったり止んだり。雨はいいんだけれど、湿気がひどい! 銭湯の洗い場か温泉の脱衣所なみの、むわむわ大気。
さて、びっくりニュースを見てしまった。

蜷川幸雄氏「ガラスの仮面」を舞台演出
 蜷川幸雄氏(70)が美内すずえ氏の人気漫画「ガラスの仮面」の舞台版を演出することが3日、分かった。来年8月に彩の国さいたま芸術劇場さいたま市)で音楽劇として上演されるもの、ヒロインの北島マヤ、ライバルの姫川亜弓役はオーディションで選ぶという。……
──「日刊スポーツ」2007年9月4日付記事

蜷川さんがガラカメ!?
ガラスの仮面」に出てくる演出家・黒沼龍三(北島マヤに付くほう)のモデルは、蜷川さんだよねー(例:灰皿投げる)と思っていただけに、現実がフィクションに追いついたというか。まあ思い込みなんですけど。
蜷川さんがガラカメと聞いて、いのうえさんの後追い企画かと思ってしまった。劇団☆新感線プレゼンツ・不滅のネタもの「花の紅天狗」が、まっさきに頭に浮かんだもの。しかも「音楽劇」。ますます“花天”ぽい。まあただの偶然なんですけど。「天保十二年のシェイクスピア」も、先にいのうえさんが演出しているし、この二人は縁があるのかもね。

ところで「花の紅天狗」は、「ガラスの仮面」のパロディです。ミュージカルネタも多数ありで1996年初演、2003年再演。再演ものはしょぼくなりがちだが、“花天”は再演も絶品におもしろい奇跡の舞台。木野花さんの月影先生を見たら、もう引き返せませんよ〜。