俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

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orenade2007-04-01

里帰り中の地元の友達と、久々の再会。なんと午前11時の集合です。自分にしては超がんばったよ! 2年ぶりなんだもん。その友達の実家におじゃまするのは10数年来。ご両親もお変わりなく、うれしい限り。
3人で集まったうち、一番早くに結婚した友達の子どもは、上の子が新年度より小学2年生。男きょうだいで取っ組みあったまま、ごろごろ転がり「きゃははは!」と屈託なく、かーわうぃーうぃ。しかし食べるね男の子は。上の子は、朝からご飯3杯だって!
2年前の友達は、職場で女性の先輩から「女の敵は女」のような嫌がらせを受け、かなり参っていたが、今は別の仕事にうつり、心身ともに安定したとのこと。お顔も晴れやかになっていて、ほんとによかったわ〜。しかし、育児中の女性がフルタイムで働きつづけるのは、むずかしいのねと実感。今はパートタイムの事務を週4ペースなんだとか。“小学生の壁”はどうなの? と聞くと、彼女の場合、学童保育から放課後学級に切り替えたそう。どちらも預け先は学校だけれども、微妙に方針が異なるらしい。そのへんの起源をたどると「学童は厚生省の管轄、放課後学級は文科省の発案らしいんだよね」うむ、縦割り行政だ。

ここでは便宜的に“放課後学級”ということばを当てたが、文科省の「地域子ども教室推進事業」の一環*1で、各自治体により、さまざまな名称で呼ばれているもよう。友達から、学童と放課後学校のちがいを教えてもらったけれど、地域・地方自治体によって状況が異なる可能性があるので、興味がある方は、ご自分の地域の双方を調べてみてください。先ほど「縦割り行政」と書きましたが、両省でも合同調整して、一体化を模索しているようです。

2.「放課後子どもプラン」(放課後子ども教室推進事業)について
「放課後子どもプラン」は、各市町村において、教育委員会が主導して福祉部局と連携を図り、文部科学省の「放課後子ども教室推進事業」と厚生労働省の「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」を一体的あるいは連携して実施するものです。

○「放課後子ども教室推進事業」(新規)【文部科学省】 68.2億円
 ・すべての子どもを対象として、地域の方々の参画を得て、勉強やスポーツ・文化活動等の取組を推進
○「放課後児童健全育成事業」【厚生労働省】 158.5億円
 ・保護者が労働等により昼間家庭にいない概ね10歳未満の児童に適切な遊び及び生活の場を提供

──文部科学省生涯学習政策局子どもの居場所づくり推進室「“子どもの居場所づくり”」HP、「放課後子どもプラン」より

その他、いろいろ話せて楽しかった!
たまたま、携帯のゲーム(テトリス)を発見してしまった子供くんが、たった1回で夢中に。「これ面白い」「すごい」「ほしい…」と、ママを横目でちらちら。ゲームを与えない派であるママには、買ってもらえないことを予想済みみたい。お母さんは落ち着きはらって、「方眼紙のマス目を使って、自分で作ってみたら?」子供くんは「そうか!(一気に明るい表情)」母は偉大なり。

友達宅を辞去し、いったん実家に寄ってから帰宅。そのまま、有楽町までGO。日劇の映画館で「RENT」再映にすべりこんだ。時刻は19:30。
この作品は、映画、舞台、映画DVDに今回の再映で、都合4回観た計算になる。何度観ても、曲がいいわあ。前半の明るい曲のうちから、後半の展開が思い出されて涙がほろり。これ、名づけて「SHIROH現象」。

写真は、実家に咲いていた海棠(カイドウ)の花。

*1:文部科学省生涯学習─教育、文化及びスポーツ活動を通じた地域教育力再生→http://www.mext.go.jp/b_menu/soshiki2/09.htm