とれますように

昨日、氣志團の春のツアーが発表された。四天王かあ。四天王自体はかまわないんだけど、今後どういう展開にもってきたいんだろ。ほとんどが平日で、勤め人にはつらいよ。
「ぴあ」に氣志團と大人計画と社長放浪記（三谷幸喜×伊東四朗）の記事が載っているのを、教えてもらった。大人計画、今年で結成20年だったのね！ へええ。劇団HP告知にて、作・演出が松尾・宮藤の連名だったので、二人で一作の合作かと思っていたら、さにあらず。各自の新作短編＋井口昇さんのショートフィルムの構成だとか。テンションあがるわー！　教えてくれた人も言ってたんだけど、ライターさんの「悲劇を笑いのめす松尾の筆づかいと、喜劇に狂気をしのばせる宮藤の手口」という表現がうまいなと思った。松尾さんの芝居は、あらすじだけ追うと暗くて重くみえるんだけど、最後は明るく救われた気持ちになるんだよね。宮藤さんのは、虚無のブラックホール。光を吸い込んでいくんだよな。松尾さんと宮藤さんのインタビューが面白いので、興味ある方は読んでみてください。
「社長放浪記」は、タイトルと主演・伊東四朗、というだけでヤラれた。いにしえの映画「三等重役」「社長シリーズ」のような、楽しくてたわいないコメディが観たい、と思っていた矢先ですよ。といいながら、どちらも観たことないんだけど。原作の源氏鶏太も、いっぺん読んでみたいわあ。
話がずれた。「社長放浪記」は脚本・三谷幸喜、演出・三宅裕司、出演・伊東四朗、佐藤B作と、東京の喜劇人そろい踏みの舞台。佐藤B作さんと三宅裕司さんは、これが初共演なんですって。

「社長放浪記」
6/25(月)〜7/22(日)、本多劇場
脚本：三谷幸喜／演出：三宅裕司
出演：伊東四朗、佐藤B作、三宅裕司、藤澤恵麻、山口良一、東貴博、伊東孝明、河本千明、中村メイコ