俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

オール電化の時代

国会図書館へ行ってきた。前に行ったときから1年ぶりかなあ、ちょうど電子化が始まったころね。それでも、入館申し込み書も資料請求カードも、まだ手書きでした。
今はほっとんど、電子なのな!
入館申し込みは、Loppiみたいな機械でピッピと住所氏名生年月日を入力。そうすると、にゅいーんと入館カードが出てくる。無料ロッカーに荷物をあずけ、備え付けの透明な袋(書籍の外部持出し防止のため)に資料を入れて、いざ入館。資料請求コーナーには、大量のPCが陳列されてある。ここで必要な資料を検索して、そのままオンラインで請求。紙は必要なし。あんまり様変わりしてたんで、「総合案内」のレファレンスの人に「紙で請求はできないんですか」「できません」早っ!(しかし、新聞のマイクロフィルムなんかは、まだ紙で請求します)
電子化の効能はしっかりあって、昔に比べて格段に資料の出てくるのが早い。大学の頃、何度か通ったときは、早くて30分、下手したら1時間くらい待たされたからね、たかが一冊に。今日は人も少なめなのか、10〜15分ほどですいすい出てくる。助かるわ〜。
休憩コーナーの長ソファでは、中年サラリーマンが数人、手足を投げ出して爆睡していた。どうみてもサボリ中。大丈夫? 知人が「お茶を腰にぶら下げて、甘納豆食べてるジーサンがいた」と言ってたけれど、そういう準備万端なジーサンは発見できず。ほんとは、館内はいけないんですよ、飲食は。
図書館のすぐ目の前は国会議事堂で、ううん永田町!という感じ。人から聞いた話だけれど、国会図書館は書籍の安全確保のため、関東大震災クラスが起きても大丈夫なようにがっちり作られているらしい。そう思ってみると、本館の柱は尋常じゃなくぶっといです。実際にどうかは知らないけれど、どちらにしろ本って重いからね。重量に耐えられる建物じゃないとだめでしょうね。