雪

予報通り、朝から雪。ずっと雪。水分の多いぼた雪である。風邪もひいたし、よっぽど趣味の講座を休もうかと思ったが、冷蔵庫の食料切れにつき、泣く泣く出かける。マスク着用、あっちゅー間に眼鏡がくもる。歩道は真っ白で、踏み跡がない。きゅっきゅと足跡をつけていく。出たのは夕方だけど、6センチか8センチは積雪していたんじゃないかしら。
写真は、雪化粧の神社。17時を過ぎて閉門のため、外の道路から遠めのショットです。帰宅後は、NHK土曜ドラマ「氷壁」。これを観た知人が「山本太郎君、生え際の稜線があがってない？」と言っていたけれど、もともと剃頭だから、わっかんないよー。はじめて玉木宏をいいと思いました。洗いざらしの前髪にやられた……。前髪が下りていればいいのか、自分！　なんて簡単な女なんだ。雪山の映像が、きびしくて綺麗。登山やってた友達の「征服感が好き」というのが、よくわからない自分ですが、あんな凛とした美しさを見せられると、近づいて足跡をつけたくなる気がする。しかし美しくてもきびしいよ。極限状況がね。せつないのね。凍傷にかかった奥寺＠玉木宏の、鼻の頭が黒っぽいのが「轟天3」のパンダラ星人に見えて、シリアスな場面なのに笑ってしまった。

冒険家の植村直己さんを思い出した。
●植村冒険館
　http://www.uemura-museum-tokyo.jp/