俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

しゃべりっぱなし

地元の友達連との集まりで、昨日の夜から実家に来ている。3連休最終日。
最寄り駅で、車の子に拾ってもらい、会場の友達宅へ。自分を含めて4人、主婦、パート、フルタイムといろいろです。連れられてきた子供だちが、さっそくプリキュアごっこをして仲良くなっている。まだ幼稚園の女の子たちなんだけど、おごそかな声で「さあ、そこで○○すれば助かるのよ」「この魔法をお使いなさい」なりきってて、かーわゆーい。会うたびにちょっとずつ、個性が強くなってきている。女の子は、こんな小さいうちから、おしゃまだなー。

友達の家の近所では最近、連れ去り未遂が相次いでいるとのこと。車にむりやり乗せようとしたが、大声を出されたために手を離したらしい。怖い! パート的求人率や託児施設の多寡は、地方より東京の方があるかも、という話になった。家庭持ちで、さらに小さい子どもがいると、フルタイムは敷居が高い。家事も育児にも、あまり障らない程度の短縮時間帯だと、やはりパートが現実的である。しかしそれでも時間外保育は高い。パート給与のほとんどが持ってかれると、勤労に疑問が出てくる。自分も子どもも大変で、それに見合う賃金なのか?――「少子化対策するなら、保育料を見直せー!」「施設増やせー」「保育士は二交代制にして、病院みたく申し送りをして、夜も預かれるようにしてー」「家庭にいる女性の潜在労働力を、もっと活かすのだー」「大体さあ、働かない子は、主婦の税金控除があろうがなかろうが、どっちにしろ働かないよ」放言しまくり。
ところで“専業主婦”は、社会主義国にはないものらしい。男女関係なく、同様に働くからだ。旧東ドイツも、働く女性の環境は整っていたが、西と統一してから女性の立場が急激に悪くなったと、何かの記事で読んだことがある (つまり、西は主婦が多かったのでしょうね)。モンゴル人の知人も、結婚後も働くことは当然に考え、「専業主婦なんて、いませんね。子供の面倒は、自分たちの親に見てもらいます」と言っていた。
友達の話だと、中国も両親そろって共働きは一般的で、その間、子どもはみっちり学校で授業、夕方まで預かってもらえるそうだ。「その代わり、5時には仕事が終わるから、それから子どもと散歩したり、夕飯食べたりするんだって」それはかなりいい感じ! 男性だけではなく、女性も同等に働くから、そのぶん質の高い労働が生まれ、ほどよいワークシェアリングができるのかしら。中国にも階層はあるだろうから、全員が5時終業できるかは分からないけれども。
家庭に眠る労働力が、もう少し市場に出回れば、既婚男性の仕事も早く終わり、家庭での家事・育児参加ができやすくなるかもしれません。なーんて考えてみた。こんな話からテレビドラマまで、硬軟とりまぜて話せるのが楽しい一日でした。