月9に香取慎吾で「西遊記」
来年の月9は、香取慎吾で「西遊記」だと知る。月9というより、土9ぽいわー。お昼を食べながら、勝手にキャスティング会議。
「えーっ、『西遊記』を月9で!? 慎吾ちゃん!? でもさあ、私らのイメージだとやっぱり……」「日テレ・堺正章・夏目雅子・ゴダイゴですよねえ。あと、人形劇のドリフターズも忘れちゃいけません」などと言いつつ、あーだこーだ。結果、
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孫悟空＝香取慎吾
沙悟浄＝小林隆
猪八戒＝山口智充
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「新選組！」よもう一度！ と夢みる自分に「コバさんは、年齢高いし知名度ないし、まず無理だね」と冷静なツッコミが。それでは、テキトーな若手の、ほっそい子をひとつ。イメージとしては『西洋骨董菓子店』の千早キャラなんですが。第二候補として阿部サダヲさん。八戒でも沙悟浄でもいけそう。
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三蔵法師＝中性的な人
牛 魔 王＝古田新太
鉄扇公主＝森尾舞
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三蔵法師は難しい。できれば男優がいいけど、やはり女性になっちまうんでしょうか。天海祐希は、宝塚出身でコスも似合いそうだけど、ちょっと大きいんだよね。
牛魔王！ 牛魔王は、ぜひ古田さんにお願いしたい。鉄扇公主に「岩下志麻」を挙げたら、「そんな大物、恐れ多くてオファーすらできないよ！」と一蹴された。ダメかー。いのうえひでのり版「天保十二年のシェイクスピア」でコンビを組んだ、西牟田恵の姐さんか、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」でファンになった森尾舞さん（重量感のある美人！スタイル抜群！）はどうでしょう。
月9・孫悟空を報じたネットニュースで、個人的に受けたのをご紹介。
「慎吾ママ」や、映画「ＮＩＮ×ＮＩＮ忍者ハットリくん」で見せた忍者姿など、コスプレキャラには定評
――「スポーツ日本」2005年09月08日付記事
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/2005jya/KFullNormal20050908000.html
奇想天外な物語を大掛かりなロケや最新ＣＧ技術を使って映像化する。孫悟空役の香取は「キャラクターもの」を得意にしており、話題を集めそうだ。
……同局は、２年前から「西遊記」の企画を温めてきた。「今まで見たことのないようなポップで元気な西遊記」を目指し、明るいキャラクターが定着した香取の起用を決めた。香取は「始まる前から、はまり役と確信しています」と自信満々。アクション撮影などに備え、筋力トレーニングなどを開始。これまでのドラマを見て雰囲気をつかむ努力もしている。キャラクターものに対する香取の役づくりには定評があり、孫悟空のなりきりぶりも注目される。
……大がかりなロケ撮影や、スタジオでのＣＧ合成用の撮影などが予定され、通常の連続ドラマより２カ月近く早めに撮影を開始する。孫悟空は、もともとは暴れん坊のサル。香取の扮装（ふんそう）も気になるが、同局関係者は「特殊メークは、コミカルというよりもスタイリッシュなイメージ」という。
同局によると、ドラマタイトルは「西遊記」ではなく別のものを付けるという。ブーム再燃を狙い、メディアミックス戦略も進めているという。
――「日刊スポーツ」2005年09月08日付記事
http://www.nikkansports.com/ns/entertainment/p-et-tp0-050908-0014.html
いつのまに、慎吾ちゃんがコスプレ王に。しかも、2年越しの企画ですって。
脚本を手がけるのは月９を代表するヒット作「東京ラブストーリー」をはじめ、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」で知られる坂元裕二さん（３８）。わんぱく悟空の冒険談のみならず、坂元さんならではの、悟空のはかない恋物語などを盛り込み、涙あり、友情ありのストーリー展開になるという。また、ＣＧなど最先端の映像技術を駆使して、ダイナミックな２１世紀の「西遊記」を作る。
……香取は、もともと過去の「西遊記」のドラマなどを見ており、自分で「はまり役」と断言。孫悟空が活躍する少年コミック「ドラゴンボール」の熱烈なファンでもあり、この役は願ったりかなったりだった。
――「サンケイスポーツ」2005年09月08日付記事
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200509/gt2005090802.html
結局、恋バナなの!?
孫悟空に色恋は不要です。悟空の女子センサーは、スカートめくりをして喜ぶ小学男子レベルで十分なんです！ それよか、ふにゃふにゃで頼りない三蔵法師に「お師匠さま、またですかー」と、ぶつくさ文句言いながら世話を焼く悟空のほうが、なんぼか萌えますわ。てか、ふつうにからっと冒険譚でいいじゃなーい。
どうせ恋愛要素を入れるのなら、悟空→女子ではなく、女子→悟空にしたい。己れのモテを知らない悟空。妖怪娘に謎をかけられても気づかないの。「あんたさえよければ……」としなだれかかる妖怪娘、ほほにくちびる寄せて……危うし悟空 (の操)！ そこで「イテテテテ！」悟空の頭の金輪が、三蔵法師の呼び出しだぞ〜と締めつける。「ほんっとすみません、お師匠さまが呼んでるのでまた今度！」と逃げ帰る悟空に、袖にされた妖怪娘は怒り心頭、「あんたのお師匠なんか、食ってやる！」これが毎回、冒頭にくるのね。3回くらいやって、パターンが読めたころに、モテ役を八戒にするとか、金輪の締めつけの代わりに沙悟浄が呼びにくるとか、ちょっとバリエーションつけてみましょう。スタイリッシュ西遊記より、コミカルがいいなあ。
※最後に引用した「サンケイスポーツ」の該当記事に飛ぶと、これまでの「西遊記」と、そのキャストをまとめた【別表】があります。平成6年に、唐沢寿明さんで孫悟空をやってたのね〜。
