俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

それはデジャ・ヴ 恋ではないの

6月1日、衣更の日。
出社してデスクライトをつけ、PCを起動させてる間に給湯器コーナーへ行った。戻ったら先輩が、朝から茫然とした顔で突っ立っていた。
「きのう退社してから、すぐのような気がする……私たち、いったん帰ってるわよね?」
帰ってますう!
「糸さんのライトがついてるのを見たら、きのうの続きが、今すぐ来たみたいで……」
いえ、ライトは消してから帰ってますう!
とりなすつもりで、「きのう退社してから、12時間たってないですしね。つづきがすぐ来ても、おかしかないですよ!」なんだか、よけいに落ち込んだ気がする。

でも、周囲の話を聞くと、けっこう労働時間ながい人、多いっすよね。反対に仕事が終わらなくても、経費削減で残業にNG出されてる場合もあるし。どちらも大変だよな。

髪切りたーい。ボンバーだ。岩波文庫版『レ・ミゼラブル』2〜4巻を再読中。先週、図書館で借りてきて、1週間でざっと読み。1巻は貸出中だった。警句だらけ。貧乏の描写に容赦がない。大人版なので、人物造型が深いです。伏線もうまいなあ。マリウスとコゼットの結婚式の夜、独り自宅でジャン・バルジャンが、今まで肌身離さず持っていた手鞄の中身を開けるシーンは、鼻づまり必至。物語と関係ない、うんちくの章は全部飛ばしました。当時の挿絵の再録、かわいくない。19世紀パリ市民は、こんな絵で本当によかったの? 21世紀の日本ライトノベルのイラストを見せてみたい。