俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

雑酒の味わい

スーパーで配られていた試飲缶、キリン「のどごし<生>」を飲んでみた。
ビールでもない、発泡酒でもない、「その他雑酒(2)」に分類される酒である。でも見た目はビール。風呂あがりに飲もうと、ぷしっと開けて一気にくいっとしたら、一口でむせた。ひーひー、お腹で炭酸がはねてる! 自分には、炭酸が強すぎるみたいだ。
お味の方は、さほどビールとちがわないが、ちょっと炭酸でごまかしてる、気がしないでもない。まずくはないですよ。でも、自分には発泡酒の方がいいかな。

なぞの表記、「その他雑酒(2)」が気になって調べてみた。
まずは、ビールと発泡酒のちがいから。酒税法によって定められた原材料や成分比率の差によって、名称が変わるそう。
・ビール……麦芽使用比率が66.7%(3分の2)以上。それ以外の原材料も指定されている。
発泡酒……麦芽を原材料の一部とした、発泡性の酒。麦芽を1%でも使ってあればよく、その他の原材料にも規制はない。
以上のちがいはあれど、ビールと発泡酒との共通点は、原材料に「麦芽」を含んでいる点。しかし、「その他雑酒(2)」は、この「麦芽」を使用していない。異なる製法、原材料で再現した、炭酸ガス含有の“ビール風味”、それがこの「その他雑酒(2)」なんである。しかし、「雑酒(2)」って、すごいネーミングのカテゴリーだこと。