俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

初立ち見

昨日とった当日券で (変な言い方!)、青山スパイラルホールにて「蛇よ!」観劇。大竹しのぶが、めちゃうま! このひとは本当にすごいね。松尾さんも素敵でした。くわしくは下記。
さて、終演後は喫茶店へ直行。お腹すいたー。スパイラルマーケットにも寄らず (時間がない)、雑貨や服屋ものぞかず (お金がない)、もったいない青山。

夕方からは場所をうつして、池袋へ。知人の関係で「ガムランインドネシア音楽と舞踊の夕べ〜」を聴きに行く。豊島区のボランティア団体「アフタースクール 〜障害のある中高生の放課後を豊かにする会〜」主催の、チャリティーコンサートなのだ。
250席ほどのホールは満席。家族連れもちらほら見られ、子供たちがガムランの耳慣れなさ・面白さに、素直にウケている様子が、一観客であるこちらにも伝わってくる。そのせいか、ホール全体に親和的な情感が生まれ、舞台の上が縁日の演し物のような近しさを感じた。最後に、車椅子の少年がした挨拶が、初めて聴いた音楽に対する興奮に満ちあふれていて、ちょっとうらやましかった。このくらいの年だと、感動や謝意が、すらっと素直に出てくるんだなあ。上気した頬、率直な態度が美しかった。

ところで、主催の「アフタースクールの会」は、以下の経緯で生まれたもよう。
http://edu.yahoo.co.jp/school/news/mai/20020123/syougai/21010000.MAIEDUG501.html(「Yahoo!学習情報」より、「毎日新聞」2002年1月23日付記事)
豊島区では、障害児を学童保育に預けられるのは小学まで。中学以降は預かり手がなく、働く母親は退職せざるを得なかった……なんて事情、知らなかったよ。

シス・カンパニープロデュース「蛇よ!」

3/5 (土)、14:00、於・青山スパイラルホール大竹しのぶ×松尾スズキのユニット<蛇*蛇>がくりひろげるコントと映像の7本、ノンストップ上演1時間30分。
当日券の者は、開場1時間前までに劇場に行き、整理番号順に並んで待つ。ちょうど目の前で座席がハケて、立ち見席にきりかわった。初立ち見である。座席より1000円安です。
コントと映像を交互にはさんだ構成で、映像はまとめて1本の話。コントはそれぞれ独立した話ながら、どこかでゆるく、つながっているのがにくい。大竹しのぶがすごい。なんでこんなに自然にうまいんだ。松尾さんのヘンな動きも堪能できたし、役者的に不足はなし。明け方の夢のようなお話でした。
公式サイトはこちら