仕事始め

2005年、初出社。初日からビルの空調が故障、社内に冷気が。大丈夫かこの会社。
そのうち直るだろうと、気にせず挨拶まわりなどしていたが、午後になっても空調はかからない。コートを着て仕事をする人が出始めた。椅子の背あてにしていたストールをぐるぐる巻いて、暖をとる。頭からストールをかぶって真知子巻き風にし、買物籠にマッチを入れたい。「マッチ。マッチは入りませんか。宗教の勧誘じゃないから。逃げないで。マッチ……」もうクリスマス終わってますから。
温かいお茶を汲んできても、冷めるスピードが速いはやい。結局、空調が直ったのは21時すぎ。暖房のありがたさを知る１日だった。