俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

ブラボーにベラボーだ

月火と、仕事のやることリストをだーーーっと塗りつぶしていく。水曜は、塗りつぶしのムラをととのえる作業。ま、なんとかなるでしょう。
お昼の時間、三谷幸喜さんの話になった。劇団時代の代表作のひとつ、「ショウ・マスト・ゴー・オン」は、“開幕したら、何があっても幕を下ろすな”の精神のもと、舞台上でのハプニングに対処する舞台裏のスタッフたちを描いた作品だ。糸は、BSで流した舞台のビデオしか観てないけど、もんっのすごく面白い。
「その『表』で演じられている、という設定の舞台公演名が、いかにも三谷さんなんだよねー」
なんでしたっけ?
「萬(よろず)マクベス
爆笑。「ショウ・マスト〜」略してショウマスは、TV版もあるらしい。TV版では、萬マクベスではなく「ブラボー忠臣蔵」だったとのこと。ブラボーも観てみたかったなあ。

話はかわって、大河のちょい前の回。上洛した将軍が天皇行幸に供奉した際、「いよう、征夷大将軍!」と声をかけられるシーンがあった。大河ではその後、近藤たちが声の主(高杉晋作)を追いかけ、meet 久坂玄瑞するわけだが、コレ、前半は史実だったのね。てっきり全部フィクションだと思ってました。
実際に「いよう、〜」と、高杉晋作が一声とばしたもよう。お目通りも許されない陪臣の無礼に、将軍警護の行列は何もリアクションせず、将軍の権威失墜をかいまみせる一件となった。史実の使い方がうまいわー。