俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

大河「いだてん〜東京オリムピック噺(はなし)〜」

先週から始まった、大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(はなし)〜」。

宮藤官九郎脚本とチームあまちゃんの制作陣でお送りする、オリンピックをめぐる現代ものです。1912年開催のストックホルム・オリンピックから、1936年のベルリンを経て、1964年の東京オリンピックへと繋がるお話。前半は「日本人初のオリンピック選手」にして「日本のマラソンの父」とも呼ばれる金栗四三(かなくり・しそう)に中村勘九郎を、後半は東京オリンピック招致に尽力した、新聞記者にして水泳指導者の田畑政治阿部サダヲを当てた、W主演です。

初回は楽しく観ました。時代が目まぐるしく交代するのは、そんなに気にならなかったな〜。阿部サダヲちゃんの田畑政治が、煙草をスッパスッパ喫っているのが「時代」をよく表していて面白かったです。今はねー、ドラマで煙草を吸う場面が出てきただけでクレームがくる世の中になっちゃったからねえ。

しかし、ずっこけてしまったのが、志ん生役のビートたけし。落語おもんないし(致命的じゃね?)、滑舌が悪すぎて (年齢と昔の事故のせいもあるだろうけれど) なにを言ってるのか聞きとりにくいよ! たけしが出てくると画面がのろのろして見えて、ストレスたまるわ〜。一方、志ん生の青年時代の森山未來にスイッチすると、滑らかな口舌と勢いある発声で、とたんに画面が動きだす感じがします。未來くんが出てくると安心するわ〜。初回だけど断言します、ビートたけしはミスキャストだと思う。

総花キャストでめまぐるしい展開だった初回と打って変わり、本日の第2回では、前半の主人公・金栗四三に焦点を当て、出生から青年期のとば口までを一気に描いていました。時代のスイッチはなく、見やすかったのではないでしょうか。

綾瀬はるかちゃんの、女学生の袴姿でさっそうと自転車を乗り回すシーン、かわいかった〜! 中村勘九郎は、朴訥な役柄が似合ってますね。風邪予防に、裸で寒中水垢離をとるシーンは、男性の大切な部分を隠すコミカルな窓枠の使い方にNHK的配慮を感じました(笑)。あれ絶対狙って撮ってるでしょ。

田口トモロヲさんが金栗四三の父親役なんだけど、登場した回であっさり死んじゃうのね〜! 病弱設定とはいえ、びっくりだよ。松尾スズキさんが志ん生の師匠役で出てきて、ちょっと嬉しかったな。

 

「大河」かと問われれば、まだ朝ドラかな〜とも思うのですが、従来の大河でなければならない法則はない。朝ドラ風味(と個人的には感じる)を脱却して、どんどん新しい大河ドラマを演出していってほしいものです。